結婚相談所でうまくいかない、そんな時にチェックしてほしい7つの点
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
結婚相談所に入会したもののうまくいかず、やる気がでなくなって辞めたいと思うときがあります。
その原因はお見合いの申し込みをしても会えなかったり、お見合いができても交際まで進まなかったり、仕事が多忙になって婚活に手が回らなくなったりなど様々です。
そんな時は「こんなはずじゃなかったのに」とか、「いったい、僕のどこがいけないんだろうか」と思ってしまいますよね。
他にも結婚相談所が通いにくい、担当者が親切に相談に応じてくれない、システムそのものが合わないという悩みも同時に絡んでいることもあります。
このような悩みは誰にも相談できなくて、どうすればよいのかと堂々巡りになってしまうことが多いです。
そこで今回は、婚活でうまくいかないときにチェックしたいポイントを、元マリッジカウンセラーとして体験したことを交えてご紹介してみますね。
これを読み終えてから、あなたが「また新たな気持ちで、もう少し頑張ってみるか」と参考になることがあったなら嬉しく思います。
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どのステップで、うまくいかないのか?
婚活するって、疲れますよね? 婚活にだけ専念していればよいのではなく、仕事をしながらの お相手探しですものね。
そこをがんばって活動しているのに、うまくいかない。でもどうやったら、そこから抜け出すことができるのか分からない。
それには、ちょっとした工夫が必要なのです。
婚活がうまくいかないと言ってもいろんなステップがあり、それぞれポイントが違います。
そこでこの記事では、初めの出会いであるマッチング(お見合い)と、その次のステップである交際につなげるためにできること、の2つに分けて書いてみますね。
マッチング(お見合い)するための2つの工夫
マッチング(お見合い)できるようになるための工夫として、最初に思いつくのが掲載しているプロフィールや顔写真を再掲載することですね。
何だかんだと言っても最初に目にする写真は重要です。最高の1枚を何としてでも用意してください。
プロフィールの書き方については、こちらに書きましたのでご覧ください。
うまくいかないとき、それ以外にできることが2つあります。
- お見合い写真とは違う印象の写真を、お見合いの申し込み時に添付する
- 趣味に関する写真を添えて、プロフィールだけでは伝わらないことを伝える
お見合い写真とは違う写真で繋がった事例
どちらも私がマリッジカウンセラーとして勤務していた時にしていたことです。
プロフィールに使用している写真は、スーツにネクタイ着用で硬い印象になっていることが多いと思います。
だからお見合いの申し込みをする時に、普段の飾らない自分を知ってもらうことができる写真を一緒に添えて申し込みをすると、お見合いにつながる場合があったのです。
私が勤務していた結婚相談所に在籍していたB君も、プロフィールでは硬い印象でしたがプライベートで撮った趣味の山歩きをしていた時の写真を添えてお見合いの申し込みをしたら、お見合いが組める回数が増えるようになっていきました。
趣味を通して仲間に撮ってもらった写真の中のB君の表情は、生き生きとして明るく穏やかな柔らかい笑顔の写真でした。
このように「あらっ、この人はプロフィール写真だけでは伝わらない面があるのね」と相手に印象づけられるような、そんな写真が撮れたら担当者に提案をしてみてはいかがでしょうか。
趣味の写真がお見合いに繋がった事例
自分の趣味にしているものを写真に撮って、お見合いの申し込みの時に使うという方法も有効です。
私が勤務していた結婚相談所に在籍していたC君の趣味は、休日にパンを作って焼くことでした。平日は会社員として仕事をしていて、パン作りに興味を持って自分で作り始めたのは母親もパン作りが趣味だった影響からだそうです。
そのパン作りの工程が分かる写真と、焼きあがったパンの写真を添えてお見合いの申し込みをしたら1回目のお見合いで、お見合いの返事もお互いにOKになり交際から成婚し卒業しました。
C君は「パン作りが趣味なんて、女っぽく思われちゃうんじゃないですか?」と心配していました。
でも「分かってくれる人だったら、きっと大丈夫だから」と話をしたら、「じゃ、お見合いの申し込みをする時にパン作りの写真を添えてもらえますか?」と言って、趣味のパン作りの写真を添えて お見合いをすることにしたのです。
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このステップに関することで、以下の記事も参考になるはずですよ。
交際につなげる5つの工夫
お見合いまで行ったら、次のステップは交際へ発展させることです。そのためにはお見合いでの印象が大切で、そのために注意したいことが5つあります。
- まず、挨拶から
- 喫茶店などで
- 初めてのデートまで間隔を空けすぎない
- 外見で気をつけたいこと
- 別れ際に
まず挨拶から
第一印象は本当に大切にしてください。優しく微笑み、礼儀正しく挨拶をする。これが基本です。どう挨拶をしてよいのか分からないという人は以下を参考になさってください。
自分から申し込んだお見合いを女性が受けてくれた場合:
「お会いする時間を作っていただき、ありがとうございます。プロフィールを拝見し、ぜひお会いしたいと思い申し込みをさせていただきました。今日がくるのを楽しみにしていました」など。
女性側が申し込んだお見合いを自分が受けた場合:
「お申込み、ありがとうございました。今日はお会いできるのを楽しみにしていたんですよ」など。
喫茶店ではエスコートする
お店の入口で「何名様ですか」と質問をされて「2名です」と答えてから、お店の人に案内をされる時に男性が先頭になって歩いて行って、男性が先に椅子に座ってしまいがちです。
そして店員さんから渡されたメニューを見て「僕はもう決まりましたので、どうぞ」と女性にメニューを渡す男性が多いのですが、これはNG。
喫茶店などでは、まず女性をエスコートしてから女性を先頭にして入ります。自分たちの席に着いたら、女性が奥側の席(上座)になるように誘導してあげてください。
メニューが運ばれてきたら開いて女性に渡し、「何にしますか?」と聞きます。まず、レディーファーストを忘れないようにしたいですね。
初めてのデートまで間隔を空けすぎないこと
お互いに「お見合いOK」の返事をしてからは、最初に連絡をとるのは男性からになります。この時、次のデートまでの間隔を空け過ぎないことが大切です。
可能であれば一週間後には「○○へ行ってみませんか?」と提案できればベストです。
デートの間隔が空きすぎてしまうと「誰か他の女性とも交際しているのかも?」、「私、たいしたことない相手だと思われているのかしら?」と思われてしまうこともあるので注意しなくてはいけません。
外見で気をつけたいこと
男性の場合、顔の印象で大切なのが眉毛と髪型です。「自分に似合う眉毛の形や髪型って、よく分からないな」という人は、自分と顔立ちが似ているタレントさんを見つけて真似をしてみます。
そのタレントさんが載っている雑誌などを持って理髪店や美容室に行って、同時に眉毛のカットもしてもらえるならベストです。
また、お見合いの時のスーツにネクタイ姿と大きくギャップがない洋服を選ぶようにします。くたびれたシャツやズボンではなく、高価でなくても新しく清潔感が感じられるものを選ぶとよいです。
別れ際に
別れ際も挨拶同様に大切なポイントになります。終わりよければすべてよしではありません。終わりが悪いとすべて台無しにしてしまうからです。
「今日はとても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。気をつけてお帰りください」などと、相手を気遣う言葉を添えた挨拶をしてから別れるようにしてくださいね。
他に参考となる4つの記事
そのほか、さらに参考になる記事をご紹介します。
まず過去の失敗を次に繋げるための記事です。4つの質問は参考になるはずです。
印象を良くするにもコツというものがあります。それについて書きました。
やはり女性は男性にリードして欲しいと思っているものです。リードできる男性になるための心構えについて書いています。
お互い気になるお金の話。費用負担を上手に、それとなくするためのコツ、考え方についてご紹介しています。
それでもうまくいかなくて、疲れてしまったら
婚活は、あなたが主役
婚活をしていく中では「あなたが主役」で、担当者はサポーターです。
データマッチング型の結婚相談所では、あくまでもコンピューターが選んだお相手なので融通がききません。ですから自分で積極的に行動することも大切になります。
担当者から おすすめの人を紹介されたら積極的に会ってみるというのも大切な選択肢の1つです。
仲人型の結婚相談所では担当者に困っていることや悩みを相談すれば、耳を傾けてくれるので何かあれば気軽に話してみてください。
データマッチング型と仲人型の結婚相談所の違いは何かというと、私見としては漢字の「伎」と「優」が仲人型の結婚相談所ではしっかりしていると言えます。
「伎」は人を支える。「優」は憂いに人が寄り添うという意味です。担当者は婚活のサポーターであっても、あなたを支えながら憂えることに寄り添う人です。
婚活は疲れるけれども、諦めてはいけない
婚活を頑張っている あなたに、ぜひお伝えしたいことがあります。それはサーカスのゾウの話です。
サーカスに登場するゾウは出番がくるまでの間、杭にロープでつながれています。一人前の大人のゾウであっても、つながれた杭を引き抜こうとはしません。
それは子供のゾウだった時から「自分にはこの杭を引き抜くだけの力がないんだ」と思い込まされているからです。
本当は杭を引き抜く力は十分にあるのに、それができない。やろうとしない。
杭が抜けないのと、杭を抜かない(抜こうとしない)のでは、大きく違ってしまいます。
あなたには本当は杭を抜ける力が十分あるのに、杭を抜こうとしない人になってしまうことなく自分に自信を持って、希望を捨てずに杭を抜こうと挑戦する人でいてほしいのです。
まとめ:一寸先は闇、のその先は・・・?
「一寸先は闇」という ことわざがありますが、私は その先があると考えます。それは一寸先は闇だけど、その また一寸(3cm)先には光があるということです。
人は「もうダメだ、できない。無理だ」どう思った時からが本当の勝負だと思えるのです。
「もうできない。無理だ」そう思っても「僕にはまだ頑張れるだけの力があるんだ」そう思えるかどうかで、結果は違ってきます。
「闇に入ってしまった」と思ったとしても、あと3cm分だけ頑張れば、また光が射してくるし、希望がある。
失敗は成功のもとだから頑張り続けていたら、きっと報われる時が来ると信じています。