ファッションに関する失敗から学ぶ、婚活デートでの服装選び
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
「就活」と「婚活」は、よく似ていると言われます。これは、ともに「あなたは信頼できそうね」という印象を持ってもらうことが大切で、ここをまずは乗り越えることが1つの壁になるからでしょう。
この最初の壁を越えるため婚活ではまず、雰囲気とそれをカバーするファッションで信頼を得ることが大切になります。
婚活の場では最初の出会いは、たいていスーツ姿なので問題ありませんがデートとなると、そうも行きません。
折角、女性とデートの約束が出来ても見た目の雰囲気やファッションがダメダメで NG になってしまうのは、本当にもったいないことです。
そこで今回は男性のファッションに関する失敗例をご紹介しますので、このような失敗をしないためにも参考にしてくださいね。
女性は、男性のファッションに敏感
婚活では最初の出会いだけでなく、その後のデートでもファッションで女性をガッカリさせてはいけません。
なぜなら女性は、男性のファッションを見て「この人とのデートは、今回だけだな」と判断してしまうことが意外とあるからです。これは一緒にいるのが恥ずかしいと思ってしまったからでしょうね。
いわゆる「イケてないファッション」でデートに出かけてしまったということ。
でも、これは別に最高のファッションでデートしなければいけないというわけではありませんよ。線引きされる合格ラインがあるのです。そして、このラインをクリアすることは、そんなに難しくありません。
このラインをクリアするために意識すべき点というものがあるのです。一言で言えば、「小ぎれいに見える身なり」であることです。高価な服装である必要はありません。それこそユニクロでもいいのです。(ただできればGAPくらいにしてほしいところですが)
そして小ぎれいに見えるとは、以下の点を押さえたファッションです。
- 服のサイズが合っている
- 服の色や柄が落ち着いている
- 清潔感がある
- 今どきの流行も意識
なお清潔感については、「身だしなみ失敗談。女性は意外と見ています」の記事でも出てきたワードですね。
服に限定するなら、これは服にシミやシワがなく、色あせや傷みがない状態のことです。お気に入りの服だとどうしても、よく着るため色あせや傷みが出やすいですね。
ですからデートのときは、できるだけ新しめの服を選ぶようにすると、このような失敗を避けることができますよ。これは服だけでなく靴やかばんにも言えることです。
ファッションに関する、よくある失敗
では女性から見て、どんなファッションだと「一緒にいるのが恥ずかしい」とか「空気が読めないのね」と思われてしまうのかと言うと、だいたい以下のようなファッションですね。
- ずぼらなファッション
- 服選びのセンスがないファッション
- TPOに合っていない服装
では、それぞれについて、個別に説明します。
ずぼらなファッション
ずぼらなファッションとは、ファッションに気を使わない恰好、身なりを気にしないということです。
具体的な例を挙げると以下のような服装のこと。
- 5~10年前の服を今も着ている
- 年齢相応のファッションでない
- ダメージのあるジーンズ
- 「部屋着のままデートに来たの?」と思ってしまうようなファッション
- 清潔感が感じられない服(シワシワ・シミ・ボタンが取れかけ)
- 仕事用の作業靴、汚れたスニーカー、つま先と踵がすり減った靴など
このような服装を完全に否定するつもりはありません。あなたがこれで良ければ、良いとも言えます。
ですが、婚活ではNGです。
婚活は、「今後の人生を、一緒に歩む人を探す行為」つまり自分だけでなく相手もいるのです。相手が好ましくないと感じるような服装は避けるべきですね。
自分もお相手も OK と思えること。これが、とても大切です。
客観的に自分の服装は「どうかな?」と見ることができるのと、できないのとでは大きな差が出てしまうのです。
服選びのセンスがないファッション
ファッションセンスを言葉で表現するのは難しいところですが、センスを疑われるファッションの例を挙げると以下の通りです。
- 服の上下ともに柄物
- 服装全体の色づかいが合っていない、色が多すぎる
- 面ファスナーの靴 (子供っぽい、お年寄りな印象)
- ドクロや十字架モチーフのアクセサリーなど (ワンピースが好きな人は注意)
- パンツの横にチェーンを下げる
このようなファッションはセンスを疑われ、性格も疑われてしまうので避けてくださいね。
なお服装選びは、色づかいもポイントの1つです。基本的には、トータルで3色以内に収めると落ち着いている、まとまっている感じになります。
上下で2色に分けるとか、インナーのシャツで1色。ジャケットやカーディガンで1色。パンツで合計3色にすると考えれば覚えやすくて簡単です。
靴と靴下、ベルト、バックなどの小物を含めても色を4つに抑えると良いです。取り入れやすい色づかいは、以下の通りです。
紺(ネイビー) × 白
黒 × グレー
カーキ色(オリーブグリーン) × ベージュ
などです。赤・黄・オレンジなど派手な色を使いたいときは見える範囲を少なくして、差し色として使うと効果的。派手過ぎると近づきにくく、威圧的な印象になってしまいます。
また黒色だけで全身をコーディネートしてしまうと暗く、見た目が重くなってしまうので注意が必要です。
アクセサリーは女性の好みによるところも大きいですが、ドクロや十字架モチーフのアクセサリー、パンツ横のチェーンなどは軽薄そうな印象を与え、野暮ったく見えてしまいます。
婚活でアクセサリーを身に着けるなら、落ち着いた印象のもの。シンプルなものを選ぶと ○ です。
もし服選びに自信がないなら、お店の人に選んでもらうか、マネキンが着ている服装を完コピするといいですよ。
TPOに合わないファッション
TPO、つまり時と場所に合った服装であることですね。こういうことを気にしないという点で、最初に挙げた「ずぼらファッション」と同じですね。
具体例は以下の通りです。
- お洒落なレストランに行くのに、パーカーとジーンズで来た
- 遊園地デートなのに上はYシャツ+ネクタイ、下はジーンズとスニーカーで来た
- 冬なのに薄着
たとえ服装に清潔感があり、きれいめでも T(時間)・P(場所)・O(場合)に合っていなければダメです。
男性は個性を好む傾向にありますが、女性はみんなと一緒が好きなのです。だから男性が TPO に合った洋服を着ていないと「あぁ、一緒にいるのが恥ずかしいわ」と思ってしまうのです。
ですからデートの場所がどこかによっても、服装を考えることが大切ですよ。
また男性の中には、冬でも薄着ファッションな人がいますが、これは避けた方が無難です。
女性は寒がりな人が多く、外見が寒そうに見える服装は、印象が良くありません。それに薄着より、厚着の方が使えるアイテムが増えるのでファッションのセンスが良く見えます。コートにマフラーという男性は素敵に見えるものですよ。
まとめ:服装に気遣うことも礼儀の1つ
人柄が良い男性でも、ファッションがダメなことで女性に断られているなら、それはもったいないことです。
婚活デートのとき服装に気を遣わないで出掛けるのは、仕事の中でメイクをしないまま会社に出勤してしまう女性と同じくらいマナー違反ですよ。
男性は「デートの服装にまで、あまり気を遣いたくないな」と思うことがあるかも知れませんが、そこはがんばって欲しいところです。
婚活がうまく行くには、マイナスを減らしプラスを増やすことが大切で、服装はマイナスにもなるし、プラスにすることだって出来ます。
だから、デートのときの服装は「客観的に見て、どうかな?」という視点を忘れないようにしたいものですね。
服装に関する疑問にお答えした記事は以下にまとめてありますので、あわせてご覧くださいね。