結婚相談所での交際は、リードできる男になるのが鍵
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
婚活にしろ、恋愛にしろ男性が女性をリードするのは、普通のことです。
でも女性に対して苦手意識があるのに結婚相談所の担当者から、「男性がリードをすべき」と言われたらプレッシャーを感じてしまうかもしれませんね。
恋愛や出世だけではなく物欲にもガツガツしない、おっとりとした男性を草食系男子と呼びますが、草食系男子は恋愛も奥手で、婚活でも「できれば女性にリードをしてもらいたいな」と思っている人が多いのです。
兄弟姉妹も少なく、家庭でも競争を強いられることなく、のんびり・ゆったりマイペースで育った世代の男性は「どうして女性をリードしないといけないのか」という疑問を抱いていたりします。
でもね。たいていの女性は、男性にリードして欲しいと思っているのが現実。婚活して結婚したいと思うなら、リードできる男になるのが早いです。
そこで今回、婚活で男性がなぜ女性をリードすべきかと女性の心理について、まとめてみました。
リードされたい女性の心理
夢見がちな乙女心
女性は、「やっぱり、男性は少しくらい強引なところがあるくらいの人がいい」、「男なら、いざという時はピシッと決めてほしい」、「デートの時くらいは、ちゃんとエスコートしてほしいな」と思っています。
あなたは「シンデレラ症候群」という言葉があるのをご存知でしょうか? シンデレラという童話は有名なので、ご存知の方は多いと思います。
婚活中の女性は多かれ少なかれ、「私のことも、いつか王子様が迎えに来てくれるはず」と思っているのです。つまり婚活中の女性は、夢見がちであるということです。
ですから「婚活中は男性が女性をリードする」というのは、婚活業界では常識になっています。その理由は2つあって、1つは収入の差。もう1つは男性がリードすることで「頼りがい・頼もしさにつながる」からです。
そしてモテる男性は、女性をリードするテクニックを心得ており、女心をくすぐるのです。
リードして欲しいという女心にフィットするからこそ、モテるとも言えますね。
ただリードする意味を強引さと履き違える人もいます。これでは女性をリードしているつもりが実は、自己中心になってしまっているということもあるので、その点には注意が必要です。
婚活における女性の心理
続いて、婚活における女性の心理を覗いてみましょう。
婚活という活動において、女性は受け身になりやすいのです。例えば、連絡先を聞くこともそうですし、デートに誘うこともそうです。日々のLINEやメールでも男性から声をかけて欲しいと思っています。
当然、プロポーズされるという重要な部分に関しても「男性にリードをしてほしい」と思っています。
中には積極的な女性もいるにはいますが、その数は限られており、結婚を目指すならリードできる男になるのが鍵であることは間違いありません。
ただ、ここで注意して欲しいのがリードすることと、強引に引っ張るというのは女性の中では意味がぜんぜん違うということです。
女性の気持ちをまず第一に考えることなく押しの一手だけで交際を進めてしまうと「何これ、私に対する嫌がらせなの?」と思われてしまうこともあります。
少し例を挙げてみましょう。何を食べたいか聞かれた時、男性が何でも良いと答えたら、本当に何でも良いのです。しかし女性が何でも良いと答えた場合、それは「私が好きなものなら、なんでも良い」という意味なのです。
ここが分かっていないと、そのデートは失敗に終わります。リードをしているのと自己中心(女性への配慮がない)になってしまうのは、女性心理に大きな差が生じてしまうので注意が必要です。
この辺、「デートでのマナー」の記事でもう少し具体的に触れています。
男性が気をつけたいことやマナーについて上記の記事を見て復習してみてくださいね。
リードできる男になるために
女性をリードできる男性の特長
できる男性には、次のような特長があります。
- 気遣い、気配りが上手
- 積極的に連絡をしたり、デートのお誘いができる
- 女性を喜ばせたり、楽しませたりする努力を惜しまない
- 女性の好き・嫌いを心得た上でデートプランを考える
- 女性に決定権を持たせるが、選択肢の提示が上手
- デートを仕切るのが上手
共通しているのは、最初に挙げた気遣い、気配りが出来ているということです。女性への気配りという土台がある上で、気の利いたプランを考え、デートに誘い、リードしているのです。
この6つの特長については、「リードできる男性がしている気遣い」の記事に書きましたので、あわせてご覧ください。
自己中心になっている男性の特徴
リードできていると勘違いしている男性の特徴に、次のようなパターンがあります。
- 女性に何も相談せずにデートのプランを決めてしまう
- 食事の時やお茶を飲む時、女性の好みを聞かずに女性の分まで注文してしまう
- デートの時間や行き先が気の向くまま、行き当たりばったり
- 先を歩くものの歩調を合わせる気遣いができない
こちらも共通するのは、女性への配慮、気遣いです。結局のところ気遣いがある、ないのという違いだけなのです。
この小さな違いが、大きな違いとなって表れてしまうのです。
ですから、婚活を通して女性と結ばれたいと考えているなら、気遣いができる男になることが近道となります。
思い切って、リードしてみる
女性とデートの回数を重ねていくと、「手をつなぎたいと思うけれど、きっかけがなくて・・・」という人がいるかもしれません。
シャイな男性には難しいことかもしれません。でも、そこに理由があれば手も繋ぎやすいですよ。そんなときはデートの場所を人混みの多い場所にしてみることをおすすめします。
例えば、何かのお祭りやイベントで混雑しているとお互いに迷子になってしまうことがあります。そこを狙って「○○さん、とても人が多いので迷子になってしまいそうですね。もし、○○さんが嫌でなかったら手をつなぎませんか?」と女性をリードしてみてはいかがでしょうか。
女性は苦手なタイプだと感じている男性とは、デートの回数を重ねません。
女性が何回かデートを重ねるということは、「あなたのことを知りたいです」と思っているので、男性は自信を持ってリードをしてくださいね。
でもやっぱりリードするのは苦手という男性は、包容力のある年上の女性が合っているかもしれません。以下の記事で年上の女性にアタックして「気負う」心がぜんぜんないことに気付いた男性の事例を紹介しています。リードされたい男性はぜひ。
まとめ:時には積極的に
「女性がちょっと苦手だな」と思っている人も、デートの時は積極的になることも必要です。
「あなたのことを大切に思っていますよ」という思いを、行動でも伝わるように心掛けることができれば自己中心になってしまうことなくデートの時間を過ごせます。
慣れないうちは気遣いや、気配りに疲れてしまうこともあるかも知れません。
でも「この女性と近い将来は結婚したいな」と思えるなら、デートのプランを考えたりするのも楽しい時間になりますし、デート中の行動も自然に女性を気遣えるようになっています。
初めてのデートから何回かデートを重ねたら、次のステップへ上がってみませんか? 手をつなぐ、ただそれだけのことだけれど心の距離はグンと短くなるものです。
できる男性は、ファッションにも気を使う。ということで、続いて「男性がデートするときの服装と気をつけたい身だしなみ」の記事をどうぞ。