婚活で女性をリードできる男性がしている気遣いを身につけるには?
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
婚活において女性への気遣いができるかどうか、これは違いを生む重要な要素です。
しかしどんなときに、どんな行動を取ることが女性への気遣いとなるのか、またリードできる男と認めてもらえるのでしょうか?
実は気遣いに関しても抑えておきたいポイントというものがあります。
このポイントを押さえ女性から好印象を抱いてもらえれば婚活もスムーズに進展し、あなたと女性の心の距離も縮まります。
そこで今回は、元マリッジカウンセラーを通して経験してきたことを踏まえ、女性への気遣いができ、リードできる男性と認められるために、どんなことに配慮したらよいかをご紹介しますね。
リードできる男性は、気配りが上手
女性をリードできる男性がしている、大切な6項目
婚活をそつなくこなす男性を観察していると、次のようなことが出来ていることに気付きます。
- 気遣い、気配りが上手
- 女性を喜ばせたり、楽しませたりする努力を惜しまない
- 積極的に連絡をしたり、デートのお誘いができる
- 女性の好き、嫌いを心得た上でデートプランを考える
- デートを仕切るのが上手
- 女性に決定権を持たせるが、選択肢の提示が上手
ここに挙げたことができることで、女性から「彼は、私を大切に思ってくれている。信頼し尊敬できる」と思ってもらうことができるのです。
なお6項目としていますが、実はすべては最初に挙げた気遣い・気配りがベースになっています。つまり最大のポイントは、気遣い・気配りであり、ほか5項目は気遣うべきシチュエーションに関するものです。
そして「結婚相談所での交際は、リードできる男になるのが鍵」の記事でも書きましたが、女性はエスコートされることが大好きなのです。
気遣い、気配りが上手
女性にモテる男性は、やはり気遣いと気配りが上手です。
男女に関わらず気を使ってもらうというのは、嬉しいものです。それに加え多くの女性は、愛されたいという欲求を持っているため、気遣いをされることで「愛」を感じ、そのニーズが満たされることになります。
その結果、「この人、いいかも」と考えるようになりやすいのです。
婚活の場において、「この人、いいかも」と思ってもらえるかどうかは、次へ繋がる最初の壁と言ってもいいでしょう。
気遣いと気配りの違いを知る
気遣いと気配りは同じような意味で使われることが多く、微妙な意味合いの言葉です。
それぞれの意味は同じと解釈できますが、細かい点で違いがあります。この先の内容をより深く理解していただくために、ここで少しだけ解説しておきます。
気遣い(現在)
*今、現在起きたことで相手に配慮すること
例)女性が買い物した荷物を持ってあげる。歩く歩幅を女性に合わせて歩き、さりげなく女性を歩道の内側に誘導するなど
基本的に女性の歩幅は、男性よりも狭いです。特にヒールを履いているときは足元が不安定になりやすく、早く歩きにくいです。
気配り(未来)
*今よりも、もう少し先の未来に対する配慮のこと
例)食事のとき、「ソースやお醤油が必要だな」と思ったら、女性にも取りやすい位置に置いておく、次回のデートプランを直近の天気予報に合わせて変更を提案するなど。
気配りを別の言葉に言い換えると「気が利く」です。相手の立場で考えたとき必要になるもの、必要なことを先回りして準備しておく、そう考えればよいでしょう。
女性への気遣いと気配りを示す5つのチャンス
女性を喜ばせたり、楽しませたりする努力を惜しまない
女性は自分が話したことに対して、相手も共感してくれたときに嬉しいと感じるものです。
だからデートで どこに行って何をしたのかも、もちろん大切。だけど「女性の話にどれだけ共感することができたのか」も大切なのです。
男性は頭でおしゃべりし、女性は心でおしゃべりをすると言われています。だから「自分の話に耳を傾けてくれた」と実感できれば満足できてしまうのです。
また誰でも「嬉しいサプライズ」は好きですよね?
女性は男性よりも、予測することは得意です。だから予測していなかった気配りをしてもらうことができると、感動する人が多いのです。
例えば女性の誕生日に電話やラインで「誕生日、おめでとう」と伝えたとしても、別途ぬいぐるみ電報で「おめでとう」と伝える というようなことです。
そのとき「女性が何をされて嬉しいのか、楽しいと思ってくれるのかが思い浮かばない」ということもあるかも知れません。
そんなときは「自分は何をされたら嬉しいか」、「好意を持っている異性に喜んでもらえ、笑顔になってもらえそうなことは?」と思いを巡らせてみるとよいですよ。
それも「よく分からないな」という場合は女性が以前、話をしていたことを覚えていることも嬉しいサプライズの1つなので記憶を辿って会話の内容を思い出してみては?
積極的に連絡をしたり、デートのお誘いができる
女性は、基本的に待ちのスタンスですから、男性から声をかけるのが女性への気遣いとなります。
中には待ちのスタンスの男性がいるのですが、これでは一向に進展しません。デートのお誘いは、男性からが基本ですよ。
ただこれは女性に対して少し苦手意識がある男性には、勇気が必要なことだと思います。でも、ここは勇気を出して。踏ん張りどころですよ。
あなたは「結婚のお相手探しをするために行動を起こした」のですよね? そのときも勇気が必要だったでしょう。
女性とデートできるところまで進展したなら・・・そこから先は挑戦と冒険ですよ。どうぞ、自分に自信を持ってくださいね。
あなたは一度、挑戦できたのだから何回でも挑戦できます。「婚活を始めたことと、これとは話が別だ」と思って諦めてしまいますか?
「少しずつ前に進む、進展させよう」という意識があれば大丈夫です。子供の頃、待っているだけでは友達ができませんでしたよね? それと同じです。
自分から話しかけて積極的にアクションを起こさないと、大切なもの(人)を手に入れるのは難しい。婚活は男性からのアプローチが大切だから、あなたから積極的に連絡しデートのお誘いをしてくださいね。
女性の好き、嫌いを心得た上でデートプランを考える
デートプランを考えるときも女性への配慮が大切。ただし、デートは女性が楽しめるだけでなく、あなたも一緒になって楽しめる、楽しもうという気持ちになれることも大切です。
そこでデートプランを考える上で踏まえたいのは、以下のような点です。
- 屋内デートを好むか、屋外デートを好むか
- 好きな食べ物のジャンルは何か
- 最近、出掛けた場所はどこか → 同じ場所は避ける
屋内デートを好むなら美術館・映画館・水族館など。屋外デートを好む場合は動物園・テーマパークなどです。
なお映画を見るときの注意点として映画を見た後、必ず「どんな場面が印象に残ったか」、「どんなセリフが素敵だなと思ったか」などについて会話をしてくださいね。
そうでないと、ただ単に映画を見て時間が過ぎてしまったことになってしまうからです。
これでは1人で映画を見たのと同じになってしまいます。女性とのデートでは映画を見た後に感想や思いを共有することが大切ですよ。
そして、その近くで女性が好きな食べ物のジャンルのお店があるか、定休日や営業時間なども下調べしておくようにします。
デートを仕切るのが上手
あなたがリードできる男性であることを大いに示すことができるのが、デートのときです。
このとき気をつけたいのが、女性への配慮(気遣い)として、時間帯と切り上げるタイミングを考えてあげるということです。
婚活では基本的に初めてのデートから4回目くらいまでは、昼間のデートにするのが好ましいです。そして大体夕方4~5時くらいに別れるくらいが良いでしょう。
その理由は、お互いに相手を「よく知らないもの同士」と思っている段階だからです。
どうしても仕事の休みが合わず、仕事を終えてからのデートになってしまう場合もあるでしょうから絶対にではありません。
お互いに「もう少し一緒にいたいな」と思うくらいでデートを切り上げ、次回のデートの約束をする方が気疲れを防ぐことができます。
別れ際は「今日は とても楽しかったです。ありがとうございました。また会えるのを楽しみにしています」などと伝えることも忘れないようにしたいですね。
女性が公共交通機関を利用して帰宅する場合は、駅の改札口まで一緒に行って姿が見えなくなるまで見送るなど素敵な余韻を残すことも大切。「終わりよければ全てよし」です。
女性に決定権を持たせるが、選択肢の提示が上手
考えたデートのプランは、あなただけで「これで決まりだね」としないことも大切です。
女性の好みを聞いたからOKではありません。最後の確認作業、そして決定権を女性に持たせるというのもモテる男性がやっていることです。
女性に「今度のデートは、こんなプランを立ててみたけど、どうかな?」と提案した後、女性の意見も含めて考えたものを最終的なデートプランにしたいですね。
さらに「他に行きたいところは、ある?」、「ランチは○○でと思っているけど、他に美味しいお店があれば、そこに行くよ」など選択肢を示しながら、女性も一緒に考えられるようにしていければベストです。
これはプランを考えるときだけではありません。何かを決めるときは、選択肢を提示しながら最終的な決定権は預ける(お伺いを立てる)、これが大切なのです。
まとめ:自然に、さりげなく
女性への気遣いは自然に、さりげなくがポイントです。
- 「してあげたんだ」と押しつけがましくしない
- 「僕、頑張ったんだよ」という意味で得意げにしない
- 「僕は今、あなたを気遣っているのが分かるでしょう?」という意味を含めた大げさな動作や態度はしない
女性が「彼(あなた)から大切に思われているんだというのが伝わってくるな」と思えることが大切なのです。
3つ目(積極的に連絡をしたり、デートのお誘いができる)で書いたことを頭の片隅に入れて頑張り続けられたら、あなたは リードできる男性として認められますよ。頑張りましょうね。