初デートではマナーが見られているから、食事のときは気をつけて!
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
初デートで食事やカフェに行くとき「マナーやエチケットに気をつけて」と言われます。これは食事を通して人としての品性や育ちが、相手に分かってしまうからです。
婚活ではカフェで会うのが定番。デートで食事をする機会もあるので食事に関するマナーやエチケットは心得ておきたいものです。
またどんな風に振る舞うことができれば、好感度が上がるのかを知っておくと次に繋がりやすいので、この点についてもご紹介しようと思います。
では初デートの前に確認しておきたい食事のマナーやエチケットについて、解説していきますね。
知っておきたい食事に関するマナーとエチケット
食事のマナーと言っても完璧である必要はない
食事のマナーが悪い・エチケットがなっていないと、せっかくデートまで進展したのに2回目のデートまで進展せず、そこで終わってしまいます。
女性も細かく見ているわけではないけど「食事のときの食べ方、音、お箸の使い方、注文の仕方などが気になりドン引きしてしまったという例は、意外とあるのです。
どこか1つが「えっ?」と気になり始めると食事のマナーのあれこれが、どんどん気になってしまうことってありますよね?
つまり最初の「えっ?」を作らないことが大切なのです。これは完璧を求めているわけではありませんよ。最初の「えっ?」さえ作らなければ大丈夫ですからね。
初デートで気をつけたい食事のマナー
食事のマナーと言っても先ほど述べたとおり完璧を目指す必要はありません。
ドン引きされるような食べ方さえしなければ、OK です。
ただ自分では案外気づいていなくても、相手が気になる行為もある点には注意してくださいね。
女性が幻滅しやすいNGな食べ方
- 好き嫌いが多い
- お箸の持ち方がキチンと出来ない
- 食べ方が汚い
- 食べるときの姿勢が前かがみになり過ぎて犬食いになっている
- 食べるスピードが早い
- 注文する量が多い
- クチャクチャ音を立てて食べる
- 料理を主食・おかず・汁物と順番に食べず、1品ずつ食べていく
- 食べ終わりが近づいたとき、飲み物で口をグチュグチュする
- 食後、爪楊枝でシーシーする
- ゲップする
※下の3項目は、お互いのことをよく知らないうちは食後トイレに行ってするなど、女性に見えない場所でするようにしましょう。
これらの行為をしないように気をつけることが食事のマナーであり、エチケットというわけですね。
食べ物の好き嫌いが多い・少ないことで女性が抱くイメージ
食べ物の好き嫌いが多いと幼少期に甘やかされて、わがままに育ったイメージを持たれがちです。
一方で好き嫌いがないと「親御さんが好き嫌いのないように躾をしたんだわ。教育がよかったのね」と、あなただけでなく、あなたのご両親にまでイメージが広がります。
食事をするとき、女性への気遣いもお忘れなく
女性への気遣いの大切さ。これは男性と女性では、食事をするときの考え方に違いがあることが関係しています。
男性の場合、食事はお腹を満たすためにするものと考え、女性はお腹を満たすのはもちろんだけど、食事は楽しみの1つと考えています。
だから男性はガッツリ系の料理を早食いしたり、注文する量が多すぎる人がいるのです。対する女性は、いろいろなお料理を食べたいと思っていますし、ゆっくり楽しみたいとも思っています。もちろんお食事の後のデザートも含めてね。
だからもしあなたがスイーツが苦手だとしても、女性に「苦手でなかったら、遠慮しないで注文してね」と一言伝えてあげることが大切になります。
と言うのも女性は、男性が注文しないものを食べるのは気が引ける、食べにくい、そう思ってしまうからです。この一言で女性に安心して食べてもらい、楽しい時間を過ごしてもらうことができるわけ。
もちろんこれはカフェでも同じ。あなたがコーヒーしか注文しないときも、すかさず「良かったらデザートも注文してくださいね」と一言添えることができれば Good ですよ。
そのほか、知っておくと良いこと
初デートの前にやるべきこと
お店を決める前に女性に「苦手な食べ物はありますか? 食物アレルギーなどがあったら教えて」と伝えることも大切で、これができるとできないのでは印象がぜんぜん違います。
また食事するお店が決まったら、予約しておくことをおすすめします。
と言うのもお目当てのお店に着いたものの、他のお客さんでいっぱいで入店できない。別のお店を探してウロウロするのは女性を疲れさせ、あなたの印象を悪くしてしまうからです。
婚活では女性を無駄なく、手際よくエスコートできることが必須なのです。
女性を食事に誘うメリット
初デートでは食事に誘う、またはカフェで過ごすのが一般的です。
なぜかと言うと、一緒に過ごす時間が長くなり過ぎず、女性の食事の好みや食べ方(マナー)が分かるからです。
例えば、初デートから長時間一緒に過ごすと気疲れすると考える人もいます。また「初デートだから、あまり遠出はしたくない。近場が良いな」と思う人もいるのです。
このため初デートは「長時間一緒に過ごすよりも、もう少し話がしたいな」という余韻が残る程度の時間(1時間程度)で切り上げ、あとは2回目のデートにつなげるのがベストと伝えています。
また遅い時間にならないよう夕方まで(15:00~16:00)には切り上げるのも女性への配慮として大切です。
だから、初めのデートでは小一時間程度に収まる食事に誘うのが良いのです。もしも女性側が「食事は遠慮します」と言う返事をした場合は、そこで諦めてしまわず「じゃ、カフェでも行きましょうか?」と食事よりも軽いプランを提案すると良いでしょう。
まとめ:食事は育った環境が分かる瞬間
デートで食事をするとき、マナーやエチケットができていないと相手に与える印象が悪くなってしまいます。特に初デートでの食事の印象は、2回目以降のデートにつながるかどうかの分かれ道ですから、マナーやエチケットでNG行為をしないようにしたいものです。
食事のマナーやエチケットで悪い印象を持たれてしまうと、あなただけでなく、あなたのご両親まで「甘やかされて育ったのね。躾(しつけ)が行き届かないまま、今になってしまったんだわ」と思われてしまいます。
実際に、食事のマナーやエチケットがなっていないことで交際終了になることが一番多いです。たかが食事と軽視することなく、無意識にでも見られていると思っておく方がよいでしょう。