婚活はしたいけど、自分に自信がない男性はどうしたらいいの?
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
あなたは婚活をしていて、「いまいち、自分に自信がないんだよな」と思っているかもしれません。
ただ自分に自信が持てないと、婚活パーティーに参加したり、お見合いするのも苦痛に感じてしまいやすいです。
これでは婚活どころではありませんよね。だから「今の自分に自信が持てないな」と感じるならば、その気持ちを変え、乗り越える必要があります。
自信が持てるようになると充実した時間の過ごし方ができるようになって、表情も生き生きとして、人間的な魅力も増してキラキラ輝いて見えるようになります。
すると、お見合いの時も女性に対して余裕を持った立ち振る舞いができるようになっていきます。女性に対してスマートさがある男性は、好感度が上がるものです。
そこで今回は、自分に自信が持てるようになるためのポイントをご紹介しようと思います。
自信を持つために
自信がない人は、行動してみる
「僕は、自分に自信が持てません。あの時、もっと自信が持てたら結果は違っていたかもと思うことは、たくさんあります。友人からも『もっと自信を持った方がいいよ』と言われるんですけど」という男性は多いです。
そもそも自信満々に生きている人は、案外少ないのかもしれません。
多くの人は自信を持つ工夫や努力をしたり、過去の体験から「自分なら必ずやれる!」そんな成功した時のプラスのイメージを持って、自信を引き出しているのです。
対して「自信が持てないんだよな」と思っている人は、他人の目や世間の目を気にしていたり、自分以外の他の誰かと比べていたり、自分の部屋に1人でいたりすることが多くありませんか?
日中、仕事や何かに打ち込んでいる時は、そんなことは思いませんよね? ですが静かにじっとしている時には、不安が募ってしまったりします。
ネガティブに考えることは、誰でも得意です。人の思考の8割はネガティブだというデータもあります。
だから余計な思考を払しょくするためにも何か動いて、始めてみることが大切なのです。例えば、次のようなものに取り組んでみるのはいかがでしょうか?
- 趣味(読書、映画鑑賞など)を見つけ、集中する
- 習いごとを始めてみる
- 資格取得やスキルアップを目指す
何でも興味のあることから始めて、アンテナを高くして情報を集め、自分の視野を広げること。そして「いろいろな人がいて、世の中が回っているんだな」ということを知ることです。
自分磨きを続けていくと自分に自信が持てるようになるので、堂々とした話し方もできるようになるし、笑顔も自然に多くなります。
そうしていくうちに時間の過ごし方が変わると1日の終わり方(結果)も変わり、最終的には人生そのものが変わってきますよ。
自信を持つことに対し、実は因果が逆転している
あなたは自信というものは、過去の出来事や結果があって、身につくものと思っていませんか?
確かに過去の成功体験は、自信の源の1つであることは間違いありません。
上手く行った経験が多ければ、自信を持つのは当たりまえです。ですが因果で考えたとき、起点になるのは実は過去の成功体験だけではないのです。さらにその前のあなたがいるわけですからね。
もしかするとその前のあなたは自信がなかったけど、成功したから、そのあと自信を持った、そう考えるかもしれません。そういうこともないとは言いませんし、多くの人はそう信じています。
ですがあなたも「根拠のない自信」という言葉を聞いたことがあるのでは?
いつでも自信があるという人は、この「根拠のない自信」を持つ人なのです。自信がある、自分にはできると信じているからこそ、足りない能力があれば、それを身につける行動をするのです。結果、成功するわけですね。
例えば数学が得意だと思っている人がいるとします。その人が分からない数学の問題に出会うと分かるまで頑張ります。そして最後には理解し、問題も解けるのです。
さて、この人は最初からできたのでしょうか? 違いますよね。ただ、「自分はできる」と思っていただけ。そう思っているから、最後までやり抜き、最後に問題が解けるという結果を得ているのです。
つまり自信という思いが最初にあり、それがスキルや知識の獲得を促し、成功という結果に繋がっているのです。
だから、自信がないと思っているなら、いまこの瞬間から自信があると思ってください。すべてはそこから始まるのですから。
人は他人の言葉によって作られる
自信を持てと言われても、なかなか持てないですよね。人は自分が思う(思考する)ことよりも遥かに他人の言葉を受け入れて、自分というものを形成しています。
例えば、「Aさんは、仕事が出来てうらやましい」と言われるAさんがいるとします。そのAさんは、その言葉を何度か聞くうちに自分は仕事ができる人間だと思い込むようになります。
結果、先ほども述べたとおり、何か上手く行かないことがあれば、必要な能力を獲得するため行動し、上手く仕事をこなすことになります。
他人の言葉は、「根拠のない自信」を支える土台になるのです。ですから出来るだけ自分の周りには、自分のことを褒めてくれる人を揃えると良いです。(環境づくり)
ご両親や兄弟の協力を得るのも1つの方法ですね。
とは言え、それもできないという人もいるでしょう。そんな人は、自己暗示を試してみてください。自己暗示と言っても、「自分ならできる」と思うということです。
少しでも出来ないと思ったら、すぐに「自分ならできる」と心の中で唱えるのです。さらに就寝前と起床後すぐに「自分ならできる」と思うのです。
就寝前と起床後はまだ頭が起ききっていないので潜在意識に入りやすいんですね。そのタイミングを逃さず、唱えるわけです。
他人の言葉が100だとすれば、自分の言葉は1くらいのパワーしかありませんが、数はこなしやすいので、それなりに効果がありますよ。
また他人の言葉は非常にパワーがあるので、あなたに対しネガティブな言葉を投げかける人がいれば、その人とできるだけ距離を置くようにしましょう。
折角、自信を持とうとしているのに、その自信をくじかれるのでは本末転倒です。
最後に:自信がなくても成婚する人はする
自分に自信が持てないと「他人からどう思われているんだろう?」ということを気にしすぎてしまい、マイナス思考に陥りがちになってしまいます。
誰しも他人からは悪く思われるより、よく思われた方がよいと思うもの。でも例えば100人いたとして、100人全員から「好感が持てるわね」と思われなくても良いのです。
いつも自信満々でも自慢話が多くては人に好かれませんから、謙虚でありながらも自分に自信が持てるようになれるのが理想的。
自信のある・なしは「今、この一瞬を一生懸命、大切に過ごすんだ」と意識して、それが積み重なれば自然に気にならなくなるものです。
それでも、お見合いする時になって「自信が持てない」と思う気持ちが払拭できなかったら、その時は私がこれから話す「在職中にあった実例」を思い出してくださいね。
次の記事の中で「女性は好きな人のことは全部好き。だけど、嫌いな人のことは全部嫌い」になってしまう傾向が強いと書きました。
これは事実ですが、この記事の中で「女性の脳の特徴は、人の感情への共感力が高く、物事の中心や本質だけではなく、物事の周辺をみていく」とも書きました。
私が勤務する結婚相談所の会員だったAさんは、お見合いでも緊張したままで堂々とした立ち振る舞いができず、女性からのお見合いの返事は、お断りだったのです。
しかし半年くらいしてから女性が所属していた結婚相談所からの電話で「Aさんとのお見合いの返事は女性からお断りをしたのですが、Aさんはその後どうされていますか?」と質問をされました。
「Aさんも引き続き、婚活を頑張っていますよ」と返事をしたら「大変恐縮なのですが、半年前のお見合いの時はAさんにお断りをしてしまったけれども、時間の経過とともにAさんの誠実さや一生懸命なところを思い出し、またお会いできたら有難いですと女性からの申し出です」と言われたことがあります。
Aさんと女性は再びお見合いをし、交際を重ねて無事に成婚して退会されました。
だから自分に自信が持てなかったとしても、人柄が相手に十分伝わっていれば途切れかけた縁もつながる可能性があるのです。
だから、できそうなことから自分磨きを始めて今を、一生懸命に過ごすことに意識を向けてみてはいかがでしょうか?