婚活でのメールとLINEで男性が気をつけたい重要マナー10カ条
こんにちは。心理カウンセラーのクリスです。
今回のテーマは、婚活におけるメールやLINEのやり取りで気をつけたい点についてです。
婚活では、もちろん会って話したときの印象や雰囲気は大切。ただメールやLINEでのやり取りがうまくできるかも、交際に発展するか否かの分かれ道になる重要な要素になります。
その中でも特に気をつけたいのが、これからご紹介する10項目です。
メールやLINEで気をつけたいマナー・エチケット
「会って話す」「電話で話す」よりは気軽に連絡できるメールやLINEですが、だからこそ気をつけなくてはいけない、その内容に関するポイントやマナーを知っておいてください。
これを知らずに相手に不快な思いをさせると、ときにデリカシーのない人というレッテルさえ貼られかねません。
メールやLINEで男性が気をつけたいマナー10カ条
- 必ず挨拶を添える
- メールやLINEは男性から送る
- 名前の呼び方にも注意
- 馴れ馴れしい言葉づかいはNG
- 内容がいつまでも丁寧で固すぎないように
- 送信の時間帯には気をつける
- 送信頻度は相手のペースを察する
- 長文メッセージは避ける
- 内容が相手の迷惑にならないように
- 返信を催促しない
それでは以下、それぞれを解説します。
1. 必ず挨拶を添える
一度顔を合わせた相手であったとしても、メールやLINEの冒頭には「こんにちは」「こんばんは」と、挨拶を添えましょう。
通常、人に合えば最初に挨拶をするのと同じで、それはメールやLINEにおいても大切なワンクッションです。挨拶があることで受け取った方にも心の余裕が生まれます。
文の内容も大事ですが、文のはじまり方もそれ以上に重要なポイントです。
2. メールやLINEは男性から送る
初回のお見合いの後やデート後は、感謝のメッセージを男性から送りましょう。
お見合い後であれば、女性が家に帰るであろう頃に「本日はありがとうございました」との内容を送信しましょう。もし女性から先にメッセージが届いた場合は、焦らずになるべく早くお礼の返事を返してください。
デートの後の御礼メールも送ることで、好印象に繋がるのでお忘れなく。
すでに顔を合わせていても、メールやLINEでの会話がまだであれば、最初に好印象を持ってもらえるかは重要ですよ。
※仲人型の結婚相談所の場合は、お見合い後の連絡は仲人さんを通して行います。お礼メールを直接送る必要はありません。
3. 名前の呼び方にも注意
相手の女性とまだそれほど親しくない段階では、「○○さん」と呼びましょう。
まだ距離を感じるようでしたら、苗字に「さん」付けが良いでしょう。いきなり、「(名前)ちゃん」とか呼び捨てにするのは、女性が不快に思う可能性が高いです。
まずは苗字に「さん」付けで始め、その後のやりとりの中で打ち解けてきた感触を得られたら、文章の冒頭や途中に「(名前)さんは・・・」と名前が入ると、距離感がグッと縮まりますよ。
4. 馴れ馴れしい言葉づかいはNG
顔を合わせた時に意気投合したとしても、メールやLINEでは、その勢いを少し下げるくらいの内容が丁度いいでしょう。
その理由は、文字だけでは声のトーンや雰囲気が伝わらず、読み手のその時の気分によってはマイナス印象を与える場合も考えられるからです。
「超嬉しかった!」「楽しかったッス」などの表現は避けて、きれいな丁寧な言葉を選びましょう。
5. 内容がいつまでも丁寧で固すぎないように
メールやLINEの当初は丁寧な文面が好印象でしょうが、やりとりを続ける中で徐々に柔らかい表現を心がけましょう。
「~申し上げます」「~致します」という言葉遣いが続いたり、「有難うございます」などのように漢字が多い文章だったりしても、固い人だという印象を植え付けてしまいます。
決して馴れ馴れしくではなく、徐々に柔らかな表現にしていくのが、女性との距離を縮めていくポイントです。
6. 送信の時間帯には気をつける
メールやLINEを送信する時間帯はとても重要です。
仲の良い友達ともなれば、早朝や深夜のメールでも大丈夫でしょうが、まだ出会ったばかりの初対面に近い女性に対してはそうはいきません。早朝・深夜にメール着信音が鳴るだけでマイナス印象を与えてしまいます。
相手の生活ペースがわからないうちは22時以降のメールは避けて、当初は19~21時の間が無難です。その後は、いつくらいなら連絡を取りやすいかを女性に確認しておくと良いでしょう。
7. 送信頻度は相手のペースを察すること
メールやLINEの送信頻度は、女性に気持ち的な負担をかけないように配慮しましょう。
初めて女性にメッセージを送った場合は、返信までに2、3日くらいかかるかもしれないと思っておくことです。もちろん即日 返信をもらえる場合もあります。大事なことは、メールやLINEでどんどんと距離を縮めようとしないことです。
女性からの返信が来たら、その後は女性の様子を伺いながら、「あくまで女性のペースに合わせて」頻度を考えることです。
緊急で大事な用件でなければ、付き合う前のメールは週に1~3回程度にとどめることです。むやみに自分からばかり送信しないようにしましょう。
8. 長文メッセージは避ける
気に入った女性にいろいろと伝えたいこともあるでしょうが、メールやLINEの内容は、挨拶や近況を連絡したり伺ったりする程度にとどめておくことをおすすめします。
女性が着信画面を開いたときに、大量の文字が目に入ったら、それだけで読む気が失せてしまいます。あなたが伝えたいことが、相手が知りたいことだとは限りません。
メールやLINEでは、短い文章のやりとりでコミュニケーションを図りましょう。
9. 内容が相手の迷惑にならないように
自分勝手な内容の文面を送って、相手の迷惑にならないようにすることは大切です。
例えば「今○○をしています」「今日は○○へ行ってきました」などの日記のような内容では、女性も返信に困ってしまいます。また、「今何していますか?」「和食と中華、どっちが好きですか?」などのとりとめのない質問の連続も女性をうんざりさせてしまいます。
女性の立場に立って、そのメッセージを受け取って嬉しいかどうかを考えてみてください。
10. 返信を催促しない
メールやLINEの返信がなかなか来なくても、その催促はしないことです。
返信が遅れるケースはあって当然です。手が離せない用事があるとか、電話中であるとか、運転中でとか、考えればキリがないくらいです。たとえLINEで既読がついたとしても、すぐに返信できない状況は往々にしてあるものです。
あなたが気を揉む気持ちはわかりますが、返信が来ないだけで「何かあったのだろうか?」「自分が失礼なことをしたのだろうか?」とすぐにネガティブに考えないでください。
その不安から「なぜ返信をくれないのですか」的な内容の文を送ってしまったら、女性は非常に困惑させてしまいます。
最低1日程は待って返事がないときは、その後はまた何もなかったようにメールを送ってみてください。
参考)「婚活相手の女性からメッセージが返ってこない5つの原因と対処法」
まとめ:メールやLINEでは心遣いと配慮が大切
今回は、婚活でのメールやLINEの知っておくべきマナーについてお伝えしました。
どのマナーにおいても共通していえる大事なことは「いかに相手女性に、そのメッセージを負担に思わせないか」です。
メールやLINEは相手がいつ読むかがわかりません。一日の仕事が終わって、疲れてホッとしたときにメッセージ画面を開くこともあるでしょう。そのときに、相手が楽に感じてくれる内容であれば、自然と返事を返したくなるものです。
そのため文字でのメッセージは「自分をアピールする」ためのものではなく、「相手への心遣いや配慮を示す」ために使うと思っておくと良いでしょう。その中に時折、質問や親しくなるためのアプローチがある分には、女性の方も受け止めやすく感じます。
あなたの心遣いや配慮が女性に伝われば、「節度がある」「安心できる」「信頼できる」という印象を与え、再び会える機会へとつながりますよ。
あなたの婚活がよりスムーズに進むように、メールやLINEはマナーを守って最大活用してくださいね。次の2つの記事も参考になるはずです。