結婚相手の親、家族と上手くやっていけるか不安という気持ちの処方箋

メンタルケア※本サイトはプロモーションを含む場合があります。

こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。ハートマーク

実を結んで婚活は卒業したのに、マリッジブルーとは微妙に違う、結婚相手の親や家族と上手くやっていけるかという不安をかかえてしまうことがあります。

不安がひどいと元気がなく疲れた表情になったり、ストレスから過食に走ってしまう人もいるのです。

そこで今回は、相手の親や家族との人間関係の悩みを和らげるために知っておいてほしい、考え方と対処法ご紹介しようと思います。

相手の親や家族との人間関係の悩み、不安を和らげるために

実は、相手の親や家族との人間関係の悩みの根っこにあるのが、「結婚って誰のため?」という考えであり、思い込みです。

私はこのようなテーマについて考える時、結婚は花を育てるのに似ているし、車の運転にもよく似ているなと思うのです。

「えっ、それってどういうことなの?」と思いますか?(笑)

この考えや感覚があると、結婚して新たにスタートすることに対して頑張り過ぎずに、よい意味で「まぁ、いいか」という新たな思考回路ができますよ。

結婚は、花を育てることに似ている

花を育てるように

結婚の話が具体的になってくると、お互いの両親や兄弟姉妹などとの関係に不安や戸惑いの感情を抱くようになります。

特に女性は結婚を境にして、男性の家族と同居するという場合もありますね。

女性は結婚後、男性の姓を名乗ることになる人が多く、○○家のお嫁さんという立場になることで不安や戸惑いが男性よりも多くなりがちです。

こんなはずじゃなかった」の記事で触れましたが、結婚して新たな生活を築き上げていくことは外交と同じで、お互いに歩み寄ることと話し合いが大切です。

お互いの両親・兄弟姉妹に対して

「うまくやっていかなくちゃ」
「こんなことを言って大丈夫かな?」
「こんなことをしたら気を悪くされてしまうかな?」

と気を遣ってしまうことは、ある程度は仕方がないことです。

でも、それも適当なところで休憩を入れてみてはいがかでしょうか。

花は品種によって陽当たりの良いところを好むものや日陰を好むもの、水はけがよい環境が好きとか、水やりをこまめになど育てていくうえでの注意事項が、花によって違っていますね。

人間もそれと同じように育った環境が違うのだから、お互いの環境に慣れるまでは時間がかかって当たり前。だから、必要以上に気を遣い過ぎないことが大切です。

そのままの自分で過ごし、相手の親族と接していく回数が増えていく中で少しずつ「こうした方がよいのかも?」というのが分かってくるものです。

自分の育った環境から、いきなり「変わらなければダメ」と考えるのではなく、少しずつ2種類の花の土台になる土が混じり合って変わっていくようなイメージを持つと分かりやすいかも知れません。

育つ環境(家)が変わっても、お互いが個性を尊重し合って自分らしい花を咲かせられることが大切なのです。

結婚が車の運転に似ている理由

車の教習に似ている

車が運転できるようになったのは自動車教習所に通って、適性検査や技能訓練を受けて学科試験にも合格したからですよね?

最初から車が上手に乗れたのではなく、ちゃんと決められたカリキュラムをこなしてきたからです。

少しずつ、少しずつ、車という乗り物に慣れていって、学ぶこともだんだん難しくなって教官に指導をされながら仮免許がもらえ、路上を走れるようになるのです。

結婚もそれと同じように、最初から人間関係がうまくいかないことがあっても気にしないことが大切です。最初はただ、パートナーの隣にいるだけで十分。

車の免許を取得してから1年未満は、若葉マーク(初心者マーク)をつけます。これをつけることで「運転初心者です」ということを他の車に知らせていますよね。

結婚したばかりの2人は、若葉マークはつけないけれど結婚の初心者です。

だから結婚後の間もない時期には不慣れな点があって当然なのです。気を遣ってしまうのは仕方ないことと割り切って考える方が気持ちが楽になれます。

急いで相手の親や家族や、その家のやり方に馴染むことができないとしても「私はこの家族に加わったばかりの初心者だから、必要以上に気負わずマイペースでいこう」こんな考え方をしてみては?

車も人もぶつかったり、こすれたりするもの

車の運転も人間関係も時にはぶつかったり、こすれたりすることがあります。車の運転も時にぶつかったり、こすったりしながら上手になっていきますよね。

義理の家族間でもぶつかったり、こすれたりすることがあるかも知れません。そんな時は車と車の間に車間距離が必要なのと同じように、人と人も衝突をしないように適当な距離をとることも大切なのです。

そして時にはぶつかったり、こすれたりすることがあっても後悔したり、恐れたりしないこと。人と人もぶつかって、こすれて心と心の距離が近くなれることもあります。

その中で「自分は間違っていないのに」と思い込まずに、「そんな考え方や、やり方もあるのですね。勉強になりました」と受け止めるところは、受け止めることが大事です。

相手は人生の先輩であり、自分が愛する人を産んで育ててくれた人(親)です。心の片隅には尊敬と感謝の気持ちを忘れずに持っていたいですね。

まとめ:結婚は自分自身のためのもの

結婚は お互いの家や親のためだけではありません。結婚によって人生をともに歩んでくれるパートナーと新たな暮らしを築いていくことになります。

そこから先は自分の生き方として、どんなことが大切だと思いながら生きていくのかという視点も大切になります。

愛情や信頼は、お金で買うことができません。少しずつ、時間をかけて育てていけばそれでいいのです。大丈夫、大丈夫。

>> 男性にもあるマリッジブルーと、その解消法

Posted by エレナ