婚活でのショックがつらいなら、振られそうな兆候を察しなさい
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
婚活中は、交際を進展させようとする努力と同じくらい大切な心構えがあります。
それが「振られる前に、振れ」です。
実は私が勤務していた結婚相談所では年齢や性別に関係なく「振られる前に、振れ」と会員さんに伝えていました。
それは、なぜなのか?
理由は振られる前に振った方が、その後の活動で大きなメリットがあるからです。
そこで今回、婚活に取り組む あなたに絶対に覚えておいてほしい「振られる前に、振れ」を勧める理由と心構えについて紹介しますね。
振られそうな兆候を見逃さない
振られるよりも、振った方がいい理由
婚活をしていて「あっ、僕は この女性と合わないな」と感じたり、交際していても後述する8項目に該当するようなことがあれば振られるよりも、振った方がいいです。
その理由は振られるよりも振った方が精神的なダメージが少ないからです。婚活での出会いとは言え、振られたときは良い気持ちがしないですよね?
ただ縁がなかっただけなのに何となく負けたような気がしたり、お断りが続くと挫折感を抱いてしまうこともあります。
だったら自分から振った方が精神的に楽だし、潔く新たな縁を探してみようと思うことができます。
つまり「この縁は、なしだな」と感じた場合は、あなたから振った方が立ち直りが早いということです。なお結婚相談所での婚活なら、直接相手に「NO」と伝えずに担当者に伝えればOKですよ。
別の縁を探した方がいいと判断する女性の行動(前兆)
婚活では、あなただけが「進展させたい」と思うのではなく女性も同じ気持ちでないと歩み寄ることができず、気持ちを通じ合わせることができません。
しかもです。女性は直接言葉で伝えることを避けようとします。
女性は、まだ慣れていない人には自分から思いを言葉で伝えるよりも、何となく遠回しに気持ちを伝えようとするのです。
男性に「言葉にしないけど、私の気持ちを察してね」と思っているところがあるのです。これは多くの男性が分かっていないポイントでもあります。男女のケンカの原因は、ほとんどがこれ。だから、このことをよく覚えておくと男女関係も良好に保ちやすいですよ。
とは言え、すぐには分からないと思いますので、ここで少し例を挙げておきます。
婚活で女性がどんな態度をとったとき「あなたとの縁はない」と思っているか、そのよくあるパターンが以下の8つ。これらが女性が発する脈なしサインです。
- ライン(メール)の返信が遅くなる
- 電話での連絡頻度も減る
- 急に他の予定を入れることが増えた
- 過去に喜んで(楽しそうにして)くれたことをしても、今は喜んでくれない
- 会話が弾まない・あなたから質問をしても、女性の方からの質問がない
- デートの頻度が減る
- 女性と会話・ライン・電話をしていて、そっけない・冷たい
- デートの約束をドタキャンされる
女性はもともと表情豊かで、自分の感情を素直に表現します。女性の些細な変化に気づき、「別の縁を探した方がよさそうだ」と思ったら早めに行動に移した方がよいのです。
相手が傷つくのでは?
こちらからお断りすると相手が傷つくのではということを気にする優しい男性もいます。
確かにこちらから一方的にお断りするなら、そういうこともあるかもしれませんね。でも少なくともこの記事のテーマである「振られるのがつらい」という状況、つまり女性側に脈がない状態であれば、むしろ相手の女性は終わりにしたいと思っているので、相手が傷つくとか気にする必要なんてないんですよ。
それに、できるだけ相手を傷つけずにお断りを入れるコツというのもあります。それについては、婚活での断り方の記事で書きましたので、あわせてご覧くださいね。
チェックしておきたいフィーリング
フィーリングというのは目に見えない感覚、感じ方という心の部分を言います。
よく「フィーリングが合う・合わない」と言われますが、完全に合うことの方が稀です。
ですからフィーリングが完全に一致していなくても「これだけは譲れない」という点が一致していれば、問題はありません。
ただ以下に挙げたような点で、たびたび相違を感じるなら注意が必要です。
- 会話が楽しくない、沈黙する時間が苦痛だ
- 喜怒哀楽の感情のツボが違う
- 金銭感覚が合わない
- 大切とか、お気に入りと思えるものに大きな差がある
- 思考回路が違う
- こだわりのポイントが違う
- 似たような経験、思い出がない
フィーリングは、その人が持って生まれた感性です。経験を重ねていくうちに多少変化することもありますが、根本的には変わりません。
自分ではコントロールできないので無理に合わせようとせず、自分の気持ちに従って判断しましょう。
大切なのは気持ちの切り替え
婚活に一生懸命、取り組む人ほどストレスがたまってしまい「心が折れちゃいそうだ」と思うことがあると思います。
お互いが真剣に結婚相手になりそうな人を選んでいるのだから、すぐに「結婚したいな」と思える人と会える方が稀なことと言えます。
これからの人生を一緒に歩いていってくれる理想のパートナー探しは、そんなに簡単ではないのです。
「今度こそ、結婚につながる良縁になるかも?」と思いながら交際を続けてきた場合は、期待が大きかった分、挫折感や喪失感を抱いてしまいがちですね。
でも、そんなときは「結婚をしてしまう前に分かったのだから、良かった。不幸中の幸いだ」と考えてみることも1つの方法です。
それに「悲しい・辛い・悔しい」という感情は無理に抑えなくてもいいのです。泣きたいときは、泣いてもいいですよ。
本当は泣きたいのに泣きたい気持ちを抑えてしまうと、余計にマイナスの感情を引きずってしまうことになります。
泣きたいときに流した涙は、睡眠と同等のリラックス効果が認められています。しかも、涙を流した量には無関係。
早く気持ちを切り替え笑顔になれるなら、泣くのは有効なのです。
それでもどうしても気が滅入ってしまうなら、こちらの記事も参考になさってくださいね。
まとめ:すべてが学び&経験になる
婚活を頑張っているのに報われないと、がっかりしてしまうこともありますね。
その、がっかりを軽減する心構えの1つが「振られる前に、振れ」です。
凹んだ気持ちを切り替えて「まだ、もう少し頑張ってみよう」と思えるようにするには「今は、ただの通過点だ。僕は今、幸せになる途中なんだ」と考えるようにしてみては?
辛い、苦しい状況にいるときは なかなか気づきにくいのですが、自分にとって辛かったことや苦しかったことも、すべてが学び&経験になります。
後になって振り返ったとき「あのときは辛かったけど、いい経験したな。だから、今の幸せがあるんだな」と思えるときが必ず来るから。
経験したことは、どんなことでも人生の深みを増し あなたの魅力&財産になってくれます。
頑張っている自分を認め、たくさん誉めてあげながら見つかるまで探すのが婚活成功の鍵ですよ。