婚活での上手な断り方|相手を傷つけずに断るには?【例文あり】
こんにちは。心理カウンセラーのクリスです。
今回は、婚活で出会った女性とやりとりを続けたくない、終わらせたいときの「相手を傷つけない断り方」をご紹介します。
はじめに、「どんな場合でも断る際に気を付けたいポイント」を、そして次に出会いの段階別における上手な断り方を紹介します。
- 断る際に気をつけたいポイント
- まだ一度もデートをしていない場合の断り方
- 1回だけデートをした場合の断り方
- 数回のデートを繰り返している場合の断り方
それではここから、上記のケースを詳しく解説していきます。断り方の例文も示しますのでぜひ参考にしてください。
婚活で断る際に気をつけたいポイント
まず最初に断る際に気をつけたいポイントを5つ紹介します。相手を傷つけないための基本となる部分ですから、しっかりご覧くださいね。
LINEやメールで断る
「この女性とは合わない」と感じたときには、断りはLINEやメールでメッセージするのが賢明です。直接会うようなことがあれば、強く説得されたり、情に流されて保留にしてしまったりする可能性があるからです。
次の出会いに気持ちを切りかえて、無駄な時間も使わないために、LINEやメールではっきりと意思表示しましょう。
ただ「ごめんなさい」の一言では失礼ですから、相手に配慮した文章は必要です。この記事の後半で例文を示します。
断る理由を相手のせいにしない
断る理由が「相手の嫌なところが原因」であったとしても、その原因を伝えることはしないでください。相手を否定的に表現することもやめましょう。
断る場合、その意思を伝えることが一番で、理由を正直に伝えることが目的ではありません。相手が食い下がってくるようでしたら「相性が合わなかった」と伝えるといいでしょう。
決めたら早めに連絡を
「この女性とは無理だな」と思ったら、早めの連絡を心がけてください。もう決めているのに意味なく連絡時期を遅くしては、相手の大事な(婚活のための)時間を奪ってしまいます。
相手に期待を持たせないように
断ると決めたなら、もう可能性はないことは明確に伝えてください。相手に同情したり、傷つけないようにと思ったりして、期待を持たせるような曖昧・中途半端な表現は誤解を生みますよ。
他に良い相手ができたと伝える
この場合はケースバイケースになりますが、「他に良い相手ができた」と伝えれば確実に断れます。女性側に何かしらの問題があったとしても、そこには触れずに断ることができます。
あなたに未練が強かったり、食い下がられたりする可能性を感じたら、「他に好きな女性ができた」と伝えましょう。
タイミング別でみる、婚活での上手な断り方
では続いて女性との関係の深さ(タイミング)でみた、それぞれの断り方を例文つきで紹介します。大事なことは「断りの意思」「謝罪」「感謝」を伝えることですよ。
まだ一度もデートをしていない場合の断り方
婚活パーティーや婚活サイトがきっかけでメッセージのやりとりはしているものの、デートはまだ。そんな女性への断り方は、比較的簡潔でも大丈夫です。
デートがまだでしたら、相手への情や交際への期待度もすごく高くはないでしょうから、断り方はシンプルさを意識するといいでしょう。ただし、感謝と謝罪は忘れないようにしてください。
例文
先日のパーティー以来メールをありがとうございます。
楽しくメッセージのやりとりをさせていただきました。
結婚についてのお話を伺い、私は○○さんの理想のパートナーには当てはまらないと感じました。
今回は本当にごめんなさい(申し訳ありません)。
○○さんに今後、素敵な出会いが訪れることを願っています。
「断りの意思」「謝罪」「感謝」が簡潔にまとまっていて、伝えたいことが明確になっています。
1回だけデートをした場合の断り方
1回だけデートした女性への断り方としては、デートをしたことがない女性に対してのものよりは配慮が必要になります。
デートしたその日に「もうこの女性とはいいかな」と思ったなら、できればその日のうちにメッセージを送るといいでしょう。
例文
本日は一緒に過ごせる時間を作っていただいて、ありがとうございました。
○○さんといろいろなお話しをゆっくりとできて嬉しかったです。
ただ、結婚観を伺って、私は○○さんの求めるパートナーには当てはまらないと感じました。
勝手を言いまして、本当にごめんなさい(申し訳ありません)。
今までもたくさんのお時間をいただいてありがとうございました。
○○さんに今後、素敵な出会いが訪れることを心より願っています。
1回デートしているだけに、そのことに対する感謝を忘れずに述べています。謝罪や感謝の文面があまり長くなると、言い訳を言っているように感じさせてしまうので気をつけましょう。
数回のデートを繰り返している場合の断り方
数回のデートを繰り返した女性への断り方では、配慮を示しつつも断る意思をはっきりと伝えることが大事です。
何度か会っている相手であれば、なかなか断りづらいのはもっともです。相手がいい人であれば、なおさら心苦しいでしょう。しかし断ると決めたなら、相手のためにも早く連絡をするのが思いやりでありマナーです。
例文
○○さん、いつもメールのやりとりやデートのお誘いをありがとうございます。
○○さんと出会い、これまでいろいろなお話も聞けて、楽しい時間をご一緒することができました。
ただ、結婚観を伺って、私は○○さんの求めるパートナーには当てはまらないと感じました。
今回は私が勝手を申し上げて、本当にごめんなさい(申し訳ありません)。
お忙しい中、△△や□□に行けて楽しかったです。
これからは別々の道を歩むこととなりますが、どうかご理解ください。
今後、○○さんに素敵な出会いが訪れることを心より願っています。
数回会っていることから、それだけの時間への謝罪と感謝のボリュームが若干多くなっています。ただ、あくまで断ることは明確に伝える文章であることが大事です。
まとめ:礼を尽くすこと
今回は、婚活でのタイミング別の断り方を紹介しました。
婚活で相手をまったく傷つけずに断ることはおそらく不可能です。しかし相手と合わなければ、つらくても「断り」は受け入れてもらうしかありません。相手だって「断られる可能性がある」ことは、基本的には承知しているはずです。
ただ、断ること以外に、相手のせいにしたり、相手のプライドを傷つけたりしては、相手を怒らせてしまいます。
相手を傷つけることを気にするよりも、精一杯礼を尽くして伝えるのが最も良い断り方だと言えるでしょう。