喘息の持病があった男性が誠実さを心がけ行動。無事成婚した事例の紹介

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こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。ハートマーク

ある一定の年齢になれば素敵な恋愛をしたいとか、結婚に対しても憧れを持つし婚活するのも今では当然なことです。

「でも持病があることがネックだ」と婚活や結婚を諦めてしまったり、いい人が見つかっても「どのタイミングで持病があることを打ち明けたら良いのか」と悩んでしまいがちです。

婚活の場では「好き」という感情よりも条件(スペック)が優先されてしまう部分が大きく、持病があることで不利になるのは否めません。

でもね。元マリッジカウンセラーとして言わせてほしいのですが、持病があることに理解を示してくれる人もいるんですよ。

そこで今回は、

「持病があることを打ち明けるべきか」
「持病があることを打ち明けるタイミングはいつなのか」
「持病がある人が婚活するなら、どこがいいのか」

の疑問に答え、さらに喘息の持病があっても婚活に成功した男性の事例をご紹介しますね。

持病と婚活

持病があることを打ち明けるべきか?

「持病があることを打ち明けるべきか?」ですが、何か持病があるなら、できるだけ早くお相手に打ち明けることが大切である、とまずお伝えしておきます。

持病があることを打ち明けないまま婚活しても、いつか必ず持病があることを伝えなくてはいけないときが来るからです。

「いつか言わなきゃいけない」そう思いながら交際を続けるのも、精神的にとても辛くなってしまいますし、打ち明けるのが遅くなるとお相手の不信感へとつながります。

もし隠したまま結婚できたとしても、法律で認めている離婚理由の1つに「結婚を続けがたい重大な理由」というのがあり「持病があることを隠していた」と訴えられてしまう可能性もあるのです。

持病があることを打ち明けることは、とても勇気が必要です。でも可能な限り早く打ち明け、あなた自身の精神的な負担を長引かせないことをおすすめします。

持病を打ち明けるタイミングは、いつがよいの?

持病を打ち明けるタイミングは、病名と程度によっても異なります。でも、あなたが真剣に「この人とならば結婚を考えられる」と思った人には可能な限り早く持病のことを打ち明けるのが賢明です。

「持病のことを打ち明けたら嫌われてしまうかも知れない」そう考えると不安で怖くなってしまうと思います。でも、ここは勇気をだして話をしてくださいね。

なぜなら持病のことを打ち明けるタイミングが早いほど、あなたの「誠実さ」や「正直な人柄」がお相手に伝わるからです。

例えば、あなたに持病がなく健康体で婚活しているとします。そして、あなたが交際をしている人が持病を隠しながら交際をしているとしたら、どうでしょうか。

「早く打ち明けてほしかった」と思うのではないでしょうか。

それに持病があることを打ち明けた時点で態度を一変させるような相手ならば、もともと縁がなかったのです。

本当に縁がある人ならば「話しにくいこと、辛いことを打ち明けてくれて、ありがとう」と、あなたの持病に理解を示して思いやりのある言葉を掛けてくれるでしょう。

婚活で一番大切なのは、お互いに相手に対して「誠実である」ことです。そのうえで、お互いが心を寄せ合える人かどうかを見極めると良いです。

持病があるなら、どこで婚活するとよいのか?

持病の程度にはよりますが持病がある人が婚活するなら、フォローしてもらえる仲人型の結婚相談所がおすすめです。

一般的に婚活の場として利用されているところには以下の3つがあります。

  • 婚活パーティー
  • 婚活アプリ/婚活サイト
  • 結婚相談所(データマッチング型、仲人型)

婚活パーティーや婚活アプリは費用面が安価なので、多くの人が最初に利用する婚活の場です。そして活動したものの上手く行かなかった、信頼できるところで活動したいという人たちが結婚相談所を利用しています。(婚活の場の区分けと解説)

それでは、それぞれのメリットとデメリットを挙げてみます。なお結婚相談所には大きく分けてデータマッチング型と仲人型の2タイプがありますので、以下では分けてメリットとデメリットを書きました。

※データマッチング型とは、コンピュータを使ってマッチングするシステムです。
※仲人型とは、仲人(なこうど)が仲立ちをしてお相手紹介してもらえる結婚相談所です。

婚活パーティー

メリット:
気軽に取り組めて、1回の参加で複数の異性と出会える。

デメリット:
パーティー当日は持病のことを打ち明けにくい。交際に進展したとしても、持病のことを打ち明けるタイミングを判断するのが難しい。自分で伝える必要がある。

>> 婚活パーティーの特長と、おすすめの婚活パーティー

婚活アプリ/婚活サイト

メリット:
空き時間を有効活用して、もっともリーズナブルな金額で婚活できる

デメリット:
メッセージ交換の中で信頼関係が築けるが、持病を打ち明けるタイミングが難しい。自分で伝える必要がある。

>> 婚活アプリの特徴とアプリ選びのポイント

データマッチング型の結婚相談所

メリット:
会員数が多く、婚活アプリよりは安心感がある。仲人型の結婚相談所よりも費用がかからない

デメリット:
データマッチング型の結婚相談所は持病がある人の入会を敬遠しがちである

>> データマッチング型の結婚相談所の特長とおすすめの結婚相談所

仲人型の結婚相談所

メリット:
入会から成婚まで担当者からの手厚いサポートが受けられるので、持病があっても安心して取り組みやすい。

デメリット:
婚活の場の中では、もっとも費用がかかる

>> 仲人型の結婚相談所の特長とおすすめの結婚相談所


このように婚活パーティー、婚活アプリ、データマッチング型の結婚相談所では、持病をお持ちの人の活動が難しい面があります。

対して仲人さんが仲立ちしてくれる仲人型の結婚相談所では、会員さんとの繋がりが密であり、サポートしてもらえるので安心なのです。

もう少し突っ込んだお話をしておくと仲人型の結婚相談所には、成婚したときに支払う費用として成婚料という設定があります。これは仲人さんの成果報酬なのです。成果報酬だからこそ、最後までしっかりサポートしてくれるのです。成婚料は一般的に高額になるので倦厭されがちですが、その分、入会金や月会費が安くなっているところも多いですよ。

初期費用で回収してしまう大手のビジネスモデルに対し、成果報酬という形で受け取るのが仲人型の結婚相談所(多くは個人経営)です。どちらにお願いするのがよいのかは明白だと思いますがいかがでしょうか?

事例)喘息の持病がある桜木さん、結婚できるか不安だった

桜木さん(仮名)は34歳。喘息の持病がありました。桜木さんには2歳年下の弟がいて、弟には親戚の人がお見合い話を持ってきてくれる。でも桜木さんには、お見合い話をもってこないし両親も結婚を急かさない。

桜木さんは「僕には喘息の持病があるから仕方ない」と思う気持ちもありました。でも会社の同僚や先輩、友人が結婚したり、結婚が決まったという話を聞いて「僕だって人並みに恋愛したい。結婚もしたい」そう思い、私が勤務する結婚相談所の無料カウンセリングに来たのです。

そこで私から桜木さんに確認したいこととして、以下の7項目がありました。

  • 今、喘息はどんなときに起こるか、飲んでいる薬について
  • 日常生活の中で、どんなことに注意が必要なのか
  • 勤務状況について
  • どうして婚活 → 結婚したいと思ったのか
  • 今、どんなことが楽しい?興味がある?
  • 直近の夢や目標
  • どんな結婚生活を送りたいか

この7項目について話を十分に聴いたうえで、治療も受けている。体調が良くないときに仕事を休むことはあるが、桜木さんも喘息を悪化させないよう早めに病院に行って治療をするなど対策もしている。

また喘息があっても前向きに楽しみを見つけ努力しているし、結婚できたなら「こうしたい」という夢もあることから桜木さんは入会可能と判断したのです。

でも私は桜木さんが入会を決める前に一般的な恋愛は「この人に好感が持てる = 好き」という感情から入るけれども、婚活では健康状態を含めた条件が最優先されてしまうところがある点だけは承知していただきたいと伝えました。桜木さんは「それは、良く分かっています」と答え、桜木さんの婚活が始まったのです。

入会後桜木さんからお見合いを申し込んでもお断わりが3回続き「やっぱり、僕じゃダメなのかな? 結婚できないのかな」と寂しそうに言いました。

私は桜木さんに「健康が当たり前だと思ってしまう人が多いのは仕方ない。でも健康というのは、いつでも保証されているものではない。いつ失ってしまうか分からない危ういものだからこそ大切なもの。そこに気づいてくれたり、理解を示してくれる人はいる」と伝えました。

そして桜木さんが5回目に申し込んだお見合い希望の女性から「YES」の返事が来たのです。プロフィールで喘息のことは開示済みですから、いつ打ち明けるべきかと心配する必要もありません。

それでも桜木さんには緊張と不安があったようなので、私は「今日、会えたことにありがとう。その気持ちを忘れなければ大丈夫だから」とだけ伝えました。

桜木さんのお見合い後の返事は交際希望。女性も交際希望でした。結論から先に言うと桜木さんは、この女性と2ヶ月後に成婚退会したのですが、その決め手となったのが交際に進展したときの桜木さんの言動。

桜木さんは女性に「僕に喘息の持病があることを○○さん(女性)のご両親にも伝えてもらえないでしょうか」と伝え、「僕は本気で将来を見据えているから、○○さんのご両親の意向を踏まえた中で、きちんと交際したい」と言ったのだそうです。

これは私からのアドバイスではなく、桜木さんが自主的に行動したことでした。女性も、ご両親も桜木さんの生きる姿勢に理解を示してくれ、女性の両親からも交際を応援されて成婚したのです。

まとめ:なるべく早い段階で打ち明ける

持病のことを話すのは、とても勇気が必要です。家族なら何も言わなくても分かってくれますが、婚活で出会った人は、あなたの持病のことも含めて詳しく知りません。

でも、あなたが真剣に交際したいと思える人であれば早い段階から持病のことを打ち明ける方がよいです。そうすることで、あなた自身が背負っている荷物も軽くなる。そして、お相手にも誠実さと正直さが伝わる。

あなたが持病のことを伝えて去っていくような人であれば、最初から縁がなかったのです。こちらから願い下げ、そう考えて別の縁を探しましょう。

あなたに持病があることに理解を示してくれ、心を寄せ合える相手だと思える人に会えたなら誠実に、謙虚に対応してくださいね。

>> 「持病やハンディキャップがある場合の婚活事情

Posted by エレナ