婚活アプリで、うまくいかないときに確認したい3つのポイントとその後のアプローチ
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
誰しもがスマホを使う時代になって、婚活アプリを利用される人も増えましたね。通勤途中や仕事の合間に、異性と気軽に出会うことができ、しかも価格も安い。
このように婚活アプリは圧倒的にコスパがよく、その手軽さ・気軽さがウケているのでしょう。
でも、あなたは「コスパは良いけど、結果が中途半端で終わっちゃうんだよね」とか、「うまくいかない」とか思ったりしていませんか?
そこには婚活アプリならではの落とし穴があるからなのです。一言で言えば、婚活アプリは積極的に行動でき、コミュニケーション力がある人が活躍できる場になっているからです。
それでもコツがないわけではありません。成果を得るために押さえておきたいポイントや考え方があるのです。
そこで今回は、婚活アプリで成果を出すためのポイントや考え方を、元マリッジカウンセラーである、わたしエレナがご紹介しますね。
うまくいかない?出会いを増やす3つのポイント
婚活アプリのような SNS で、出会いのチャンスを増やすには、以下の3つがとっても大切です。
- 顔写真
- プロフィールの書き方
- プロフィールに添えるメッセージの書き方
写真がよいのは、言うまでもないと思いますが、それと同じくらいプロフィールで何を表現しているかはとても重要です。
プロフィールを適当に書いている人が多いのは、とても残念なところですが、逆を言えばポイントを押さえプロフィールを書くことができれば、ほかの人より頭一つ抜き出ることができるので、ぜひポイントを押さえた書き方をしてほしいものです。
では、それぞれについて説明しますね。
顔写真が多くを語る(超重要)
出会いを増やすためには、顔写真を掲載するのがベストです。その理由は2つあって男性も女性も90%以上の人が写真を掲載していること、そして顔写真があることで相手が安心するからです。
写真を掲載するのに不安があったり、嫌だなと思う場合は婚活アプリの1つである「ユーブライト」を利用するのも1つの手です。他の婚活アプリと比較してユーブライドは写真掲載をしていない人も多く、顔写真がないことがマイナスイメージにつながりにくいと感じています。
とは言え、やはり顔写真は掲載することをおすすめしますよ。
次に、掲載する顔写真(メインになる写真)のポイントです。
- 1人で写っている写真で、顔がはっきり分かるもの
- 清潔感が感じられ、笑顔のもの
- 写真の背景にも気を配ること
- 画質がきれいであること
写真の背景が自分の家(部屋)だったりすると生活感が感じられ、よい印象を与えません。何より写真というものは、「明るさ」がとても大事なのです。
ですからお昼頃の明るい時間帯(10:00-14:00)に整備された公園などで撮ると良いでしょう。14:00を過ぎて来ると、光に赤みが出て来て、綺麗な写真が撮れないので注意してください。
室内で撮るなら明るい時間帯の明るい場所(窓際)で。背景は可能であれば無地がベストですが、小さな柄があるくらいなら可です。
また写真の解像度にも気を使いたいですね。多勢の人が画質がきれいな写真を掲載しているので、画質が粗いものは悪い印象を与えてしまいがちだからです。
さらに補充の意味で、顔以外の写真が掲載できるようであれば、次の6つを使いましょう。
- 旅先の写真
- ペットと一緒の写真
- 趣味を楽しんでいる写真
- スポーツをしている写真
- 正装した写真
- 仕事中の写真
旅行やペット、趣味の写真があることで相手が親近感を持つ可能性が高まります。人は共通点がある人と親近感を覚えるからです。
ただ男性の場合、海に行った時の写真でも裸の写真というのは、女性側の印象が悪くなってしまうので注意してください。理由は「何をアピールしたいのか分からない」と思われてしまうからです。
正装した写真は、誰かの結婚式に出席したときの写真などでもいいです。今後、誰かの結婚式に出席するときは、婚活用にと写真を撮っておくことをおすすめします。
メインの写真以外では、あなたの人柄や素の部分、メインの写真だけでは伝えきれない別の一面などが伝えられるものであればOKです。
誠実さと真剣さを伝えるプロフィールの書き方
プロフィールを書く時は、あなたの誠実さと真剣さが伝わるように書くとよいです。
誠実さと真剣さが伝わることで相手に安心感を与え、印象に残りやすくなるというメリットがあります。
プロフィールの書き方で押さえたいポイントは、以下の7つです。
- プロフィールの冒頭に挨拶文を書く
- 初めから終わりまで敬語で書く
- 最後の文を誠意ある言葉で終わらせる
- 空欄はつくらない
- 自分の希望ではなく、相手のメリットに置き換えて表現する
- 短所は、長所に置き換えて伝える
- 書かない方がよい趣味がある
婚活アプリの場合、プロフィールの冒頭を「はじめまして」や「こんにちは」で始めると好印象になります。
そして「プロフィールを見てくれて、ありがとうございます」と続ければポイントが高いです。
空欄はつくらないことも大切で、空欄があると真剣さが欠けている印象になってしまうからです。
またよくあるのが、自分の希望をつらつら書いてしまうことです。考えてみれば分かると思いますが、自分のことばかりを言う人に魅力を感じるでしょうか? そんなことはありませんよね。
そうではなく、ここは相手のメリットになることを書くか、伝えたいことを相手のメリットに置き換えて書くことがとても大切なのです。
プロフィールの書き方については、「女性からのアプローチも増える婚活プロフィールと伝わるPR文の書き方とは?」で詳しく取り扱いましたので、こちらをご覧ください。
多くの人が出来ていないプロフィールに添えるメッセージの書き方
プロフィールに添えるメッセージでも大切なのは、誠実さと丁寧さです。フランクな書き方をする人もいますが婚活ではNGです。
メッセージの文体は「です・ます」調で書くことです。そうすることで柔らかい、丁寧な印象になります。
また項目に「休日は どんなふうに過ごしているか」「やりたいと思っていること」などがあれば、ぜひ書いてくださいね。
そしてここが重要なのですが、メッセージの締めくくりに次のような文章を添えてください。
「メッセージの交換できるようであれば、その日のうちにメッセージを返信します」
「最初は気軽なメッセージ交換から少しずつお互いのことを知っていって、縁があるようでしたら大切に良縁につなげていきたいと思っています」
このような前向きな言葉で締めくくられていると好感度が高いメッセージになりますよ。
アプローチからマッチング後で知っておきたいこと
次につながるメッセージ交換のコツ
好感度を上げるにはマッチング後に送る、初めてのメッセージがとても大切です。ポイントを押さえるだけで反応率が格段に上がるので、取り入れるようにしてください。
そのポイントとは、以下の5つの項目です。
- 挨拶とお礼の気持ち
- 簡単な自己紹介
- アプローチした理由
- 質問
- 結びの言葉
この項目の中でも一番重要なのが上から3番目の、お相手にアプローチをした理由です。普段の生活でアプローチされたなら、あまり気にしないことでしょうが、幾度となくアプローチされる環境では、選ばれた理由は気になるものです。ほかの人が書いていないところへ、あなたが女性にアプローチした理由を書くことで、相手の心をつかむことができるわけ。
では、5つの項目について、それぞれ解説していきます。
なお上記5つを含め、さらにメッセージ交換の頻度や長さなどにもポイントがあります。それについては、「LINEやメールで女性の好感度を上げるには?こんなLINEは好感度を下げる」の記事に例文を交えながら詳しく書きましたので、あわせてご覧くださいね。
悪いところは見つけやすいもの。きちんと「観て、聴いて」みる
メッセージ交換を何度かしたあと、会ってみるという段階になって相手の悪いところばかりを見つけてしまう人がいます。
相手の良いところに目を向けないで「お断りをする理由」が前提になっている状態で時間を過ごすのは、とても もったいないことです。
相手の欠点や悪いところに目が行きがちになってしまうのは、誰でも同じです。
それでも「この人の良いところは どこかな?」と気持ちを切り替え、「見る」を「観る」に、「聞く」を「聴く」にしてみると気づきや発見があるものです。
この2点をアドバイスしただけで実際に会った時に その人の外見だけではなく、内面にも目を向けられるようになる人が多いのですよ。
この話は「婚活で相手のいいところを見つけるには? 観ると聴くの姿勢が秘訣」に書きましたので、ご参考までにどうぞ。
(とある実話)人柄と情熱が伝われば、良縁につながる可能性は大
これは、とある実話。私の実家の近くに住んでいる鈴木さん(仮名)は、婚活アプリで出会ったお相手と結婚をしました。
鈴木さんの職業は大工さん。身長も高く、がっしりした体格の人でしたが、穏やかで人懐っこい笑顔が印象的でした。仕事柄、異性と出会う機会がないので婚活アプリを始めてみたものの「自分は高卒だし両親と同居してもらえそうな人って、いるのかな?」と不安だったそうです。
「自分はタバコは吸いませんが、お酒は飲みます。たくさん飲みたいということはないのですが、仕事の中で上棟式や家が完成した時などは やっぱり嬉しくなってお酒もすすんじゃいますね」ということも正直にお相手に伝えたそうです。
何回かデートを重ねた結果、鈴木さんは看護師さんと結婚が決まったのです。私は学歴や条件(両親との同居など)よりも、鈴木さんの人柄と情熱がお相手に伝わったのだと感じました。
情熱というのは仕事に対してだけではなく、お相手に対してもです。
鈴木さんの友人の大原さん(仮名)も、鈴木さんが婚活アプリの婚活で成功したので「じゃ、自分も」と始めたら、大原さんも学校の先生と結婚しました。大原さんも高卒で、職業は造園業だそうです。
人の価値は外見や学歴などの条件だけで決められるものではありませんが、結婚相談所での出会いであればマッチングすることが難しかったであろう、この2組の縁。
どこで、どんな縁があるかは分からないものですね。
まとめ:幸せは自分の分だけで良い
テレビアニメ「アンパン」をご存じの方は多いと思います。親しみやすいキャラクターで玩具や縫いぐるみなどでもお馴染みです。
アンパンマンの主題歌に「アンパンマンのマーチ」という曲があります。あなたも聞いたことがあったり、歌ったことがあるかも知れませんね。
その歌詞の中に「何のために生まれて、何をして生きるのか。答えられないなんて、そんなのは嫌だ。今を生きることで熱い心、燃える。だから君はいくんだ、微笑んで」という歌詞があります。
私見ですが「人は幸せになるために生まれて、幸せをつかむために生きている」と思っています。
何をもって幸せとするかは人それぞれ違いますが、少なからず結婚も その1つではないかと思うのです。
誰かを支え、誰かに支えられて生きる喜び。気にかけてくれる人がいてくれることの幸せ。
「何が君の幸せ? 何をして喜ぶ? 分からないまま終わる、そんなのは嫌だ」・・・どこで出会ったのかが問題ではなく、1つの出会いに どれだけ誠実に向き合えるか。そして欲張り過ぎないことが大切です。
「今日会えて、ありがとう」そんな出会いを重ねているうちに、きっと運命の人に出会えます。