婚活でのドライブデートで失敗しないための5つの注意点
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
デートでドライブを提案することもあると思います。ですが婚活でのドライブデートにはいくつかの注意点があります。
というのもドライブは、車内という限定された空間で2人きりになるからです。
一般的にドライブは、男性が運転するため女性に主導権がありません。そのため女性は警戒心を持っていると理解しておいた方が賢明です。
また恋愛経験が少なかったり、人見知りで打ち解けるまでに時間がかかる女性もいます。
そんな女性の気持ちを理解した上で、デートに誘う必要があるのです。そうでないと折角のデートが台無しになってしまうことも。
そこで折角のデートをダメにしないためにも男性が知っておくべきドライブデートの注意点について、まとめてみました。活用していただければ嬉しいです。
ドライブデートの5つの注意点
仲人(なこうど)の間では、賛否両論あるドライブデート
結婚相談所側の考え方として、ドライブでのデートには賛否両論あります。
なぜなら、うまくいけばお互いの距離を縮めることができますが、マナーや態度、ときには道路の状況次第でデートの雰囲気が台無しになってしまうこともあるからです。
そこで、次に取り上げるような5つの注意点を知っておくとミスやトラブルを回避するのに役立ちます。
この注意点を知っているか、知らないかで結果が真逆になってしまうのだから、婚活中のあなたにはそのポイントをぜひ押さえていただきたいのです。
ドライブに誘う際、男性が知っておくべき5つ
ドライブ中、男性は運転を楽しむことができますが、女性は助手席に座っているだけ。必ずしも楽しい時間を過ごしているとは限りません。
交際し始めて日が浅く、まだお互いのことをよく知らない段階では、緊張や戸惑いの気持ちもあるでしょう。女性は運転の主導権がないので、例え行き先が決まっていたとしても、一定の警戒心は持っていると理解しておいた方が賢明です。
そのことを理解した上で、次のようなことが心がけるのがベストと考えます。
- 初デートでは、ドライブデートを提案しない
- はじめのうちのドライブデートは、半日くらいを目安に設定する
- ひと気の少ない山奥や恋人同士が行くような場所には行かない
- 事前に渋滞しそうな場所などを調べておく
- 安全運転を心掛ける
では、それぞれポイントを噛み砕いて説明しますね。
初デートでは、ドライブデートを提案しない
ドライブデートを提案するのは、お互いにある程度の信頼関係ができてからがおすすめです。
前述したように、ドライブ中は限られた空間に2人だけです。女性は警戒心を持っているので、気を使う場面も多くなりがち。
そんなとき、会話が途切れたりして気まずい雰囲気になって焦りたくありませんよね?
例えば会話の糸口をつかもうとして話が噛み合わなくなったり「何だか、お見合いしたときの印象と違う」などとなったら、どうでしょうか。
それ以降は、どう相手に接したら良いのか分からなくなって、沈黙したままになってしまうことも考えられます。
だから、婚活での初デートではドライブデートは不向きなのです。それよりも気軽に食事やカフェに誘うくらいにすると良いです。
はじめのうちのドライブデートは、半日くらいを目安に設定する
お互い慣れないうちは、ドライブは半日程度にしましょう。
初めてのドライブデートでは、男性も女性も気疲れしやすく、男性の運転疲れにも気をつけたいです。また半日程度であれば、お互いに翌日の仕事に影響しにくいという意味もあります。
いつもお伝えしていることですが、はじめのうちのデートは「もう少し一緒にいられたら良いのにな」と感じるくらいで切り上げのがコツです。
そして、だいたい4回くらいデート交際が進展したら、もう少し長距離のドライブデートを提案しても良い時期です。
ひと気の少ない山奥や恋人同士が行くような場所には行かない
ひと気の少ない場所へは行かないことも男性として気をつけてほしい点です。
これは女性を不安にさせ、警戒心を持たれないようにするための配慮です。人の気配がない山奥や海などは避けて、他の観光客がいる観光スポットや定番のデートスポットを選ぶと良いです。
また他の観光客がいたり定番のデートスポットであっても、お互いに信頼関係が築けていないうちは、恋人同士が行くような夜景の奇麗な場所、雰囲気が良すぎる場所は避けた方が無難です。
そうでないと女性が「まだ恋人と言える関係ではないのに、何か下心があるのかも?」と思ってしまう可能性もあるからです。純粋に女性に喜んでもらおうと思ってデートプランを立てていたとしても、それでは逆効果。もったいないですよ。
事前に下調べしておくことを確認する
ドライブの日時が決まったら行き先までのルートを調べる他にも、いくつか確認しておきたいことがあります。
と言うのも車内は狭く2人きりだからこそ、お互いにイライラしてしまったら、何とも言えない空気が流れてしまうからです。
下調べしたい内容としては、以下に挙げるような6項目が考えられます。
- 女性が好きな楽曲 (分からなければ、邦楽で知名度が高い曲)
- 途中の休憩場所
- 渋滞することが多い道 (迂回する意味で)
- 駐車場はどこにあるか
- 食事をするお店 (定休日と営業時間の確認)
- 目的地が屋外だった場合、デート当日が雨だったら、どうするのか
相手と近い距離にいる分だけ「あら、そんな面があったのね」と思われてしまうこともあります。良い意味で意外な一面を見つけてもらえたならば、お互いの距離はグンと縮まりますから、下調べは手を抜かないでくださいね。
安全運転を心掛ける
安全運転するのは社会人として当たり前のことですが、車の運転は本人も気づかない癖があります。
若い人に良く見られるのがスピードの出し過ぎ、追い越されるとイラッとする性格。
他にもクラクションを鳴らすことが多かったり、車を停車させたり発進させるのが雑だったりすると「ああ、隣にいたくないな」と思われてしまうものです。
実際に私が勤務していた結婚相談所では、女性が交際をお断りした理由として以下のものがありました。
- 男性の車の運転が乱暴で制限速度を大きくオーバーしていた
- 他の車に追い越されたら、さらに追い越してやろうとしていた
- 車を運転中に性格が変わった (相手の車の動きが遅いことに苛立つ・割り込みされて怒るなど)
女性は男性の「運転の荒さ=その男性の本質」が見えた、そんな気がしてしまうのです。だから「普段は気づかなかったけど、将来的にDVに発展しそうで怖いから」と言う女性もいました。
注意点を守ってお互いの距離を縮めることが大切
ドライブも上手に利用すれば、お互いに親近感が湧き信頼関係も深めてくれます。ですが、いくら下調べを入念にして出掛けても、思いがけない出来事や避けられないトラブルはあるものです。
そのようなときは、以下に挙げる2つのことを覚えておくとよいですよ。
- 沈黙の時間があっても恐れない
- ミスや予期しなかった出来事が起きたとしても、焦らないこと
沈黙の時間があっても恐れない
ドライブ中の沈黙は、どんなに親密な関係の2人でもあり得ることです。だから気にし過ぎず、恐れないことが大切です。女性の好きなCDをかけたり、ラジオをBGMに聞き流しましょう。
ドライブ中に風景が変われば、何か会話のネタも自然に見つかるはずです。
ミスや予期しなかった出来事が起きたとしても、焦らないこと
ミスや想定外の出来事が起きたとしても焦らず、冷静な対処を心掛けましょう。焦れば焦るほど判断力は低下するし、女性も不安が増してしまいます。
もし道を間違えたら、素直に来た道まで戻ること。渋滞に巻き込まれたら、お互いに遠い地域のナンバーを探してみたり、しりとりなどをする。
帰宅時間が予定していたよりも遅くなりそうなことが分かった時点で、あなたの方から「お家の人が心配するといけないから、電話を入れて」と女性に伝えると良いです。一言、この言葉を伝えるだけでも女性は安心できます。
まとめ:4回目のデートならドライブデートも OK
ドライブデートでの注意点は、ある一定の限られた空間の中で2人きりで過ごすと言う点です。
初回のドライブデートであれば半日(4~6時間)を目安に提案し、4回目のデートまで進展したら、もう少し長距離のドライブデートを提案すると良いでしょう。
ドライブデート中は歩行者の近くを通るときは減速したり、対向車には道を譲るなどして普段のときよりも優しい運転を心掛けるようにすると良いです。
あなたは大切な人を車に乗せているのです。その人を不安にさせたり、怖がられるような運転はNGですよ。要するに、あなたの振る舞い次第でドライブデートが成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。でも、この記事に書いたことをちゃんと守ってくれるなら、きっと大丈夫です。どうぞ自信をもってくださいね。