結婚相手を決める時、どんなところを重視すればいい?決め手は何か?
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
婚活をしていて「この人と結婚して大丈夫だろうか?」と悩んでしまう人は、意外と多いです。
と言うのも結婚相手は、この人だと決断する決め手は人それぞれで、答えなどないからですね。正しい選択というものがないだけに悩みやすいのです。
そこで1つアドバイスを送るなら、あなたにとって本当に重要なことは何かを考え、まとめてみましょう。そうすることで進むべき方向が見えてきて精神的な負担が減りますよ。
さらに元マリッジカウンセラーとしての経験から、男性が結婚相手を決める際に気にかけたいポイントがさらに5つあります。
この5つのポイントは、あなたが選んだ結婚相手が「運命の人で間違いなかった」と確信するために見極めたい勘所でもあります。
結婚は人生の大きな節目の1つ。だから選んだ道を後悔しないように歩いて行ってほしいのです。
では、元マリッジカウンセラーとしての経験から、結婚相手の決め手として気にかけたい5つのポイントをご紹介しますね。
結婚相手の5つの決め手
尊敬できて、何でも話し合うことができる
お互いを尊敬できると思える夫婦関係は、長続きします。相手を尊敬できると謙虚に学ぼうとする気持ちや、相手に配慮した考え方ができますよね?
相手への尊敬。これが長く2人一緒にいられるための強力な接着剤になってくれるのです。
また、ふつう「結婚したら夫婦仲良く暮らしたいな」と思いますよね?
「夫婦仲良く」といっても、これは「ケンカをしてはダメ」ということではなく、ケンカも時には必要です。
でも「自分が先に折れて解決する」のではなく、よく話し合って解決することが大切。
ケンカになった時は「相手をより深く理解するチャンスがきた」と考えて、その場面ごとに解決していくようにすると良いですよ。
一緒に過ごす時間を居心地がいいなと感じる・安心する
居心地が良いというのは、ありのままの自分でいても相手があなたを責めない。あなたが気を許しても叱責したり、嫌な顔をしたりしないということです。
気を遣っていては神経を酷使することになり、疲れてしまいます。気を遣っている状態を簡単にいうと「○○にならないように、自分がしたいことをしていない」ということです。
この○○の中には、次のような言葉などが入ります。
- ケンカになって、嫌われたりしないように
- もめごとに発展しないように
- 相手に対して失礼がないように
- 素敵な人、いい人と思われるように
- 軽蔑されないように
これらの言葉が入らずに済むことが「居心地がいい。安心できる」に繋がるのです。
これからの長い人生を過ごすパートナーとして居心地がいいなと思えること、これはとても大切なことですよ。
金銭感覚が合う
結婚は、お相手と一緒に新しい生活基盤を築いていくことですから、金銭感覚が合うことも大切です。
結婚した相手とお金の使い方の感覚が許容範囲を超えてしまうと、結婚生活を継続するのに支障が起きてしまいます。
金銭感覚のことについて話し合うのは勇気が必要だし、どちらかといえば気が進まない話し合いと言えます。
でもこれから夫婦になって人生を一緒に歩いていくのだから金銭感覚に関する話題も確認作業の1つだと考えれば、冷静に話し合いができるのではないでしょうか。
例えば現時点で2人の収入は○○円だから
- 生活費は○○円前後
- 貯蓄は○○円くらい
- お小遣いは、それぞれ○○円
というような内訳を提案してみるとよいです。
お相手の家庭環境との違いの幅が少ない
結婚の主体となるのは夫婦二人ですが、お互いの家と家が結びつくことでもあります。
2人とも元は それぞれに家族があり、その家族との結びつきは結婚を境に親族関係に変化します。
育った環境が違えば生活習慣が違うのは当たり前ですが、あまりにも育った環境に隔たりがあると結婚後にうまくいかなくなってしまう原因になってしまうことも。
お互いに育った家庭環境に隔たりが少ないほど、結婚してからの意見の食い違いが少なくなるので穏やかな時間を過ごせます。
育った環境によって食生活やマナー、決まりごとなどは違いますが、育った環境によって価値観も違いが生じます。
その違いを認めたうえで違いを埋めていくことができれば、結婚に向けて前向きに考えてみても大丈夫です。
家庭的かどうか、子供が好きかどうか
「家庭的な女性がいいと言われても具体的に、どんな女性のことを言うの?」という質問をされることがあります。
具体的に挙げると洗濯や掃除などの家事が得意で苦に感じない女性のことですが、家事の中でも特に料理上手だと好まれる傾向が強いです。
「あったかい家庭がいいな」と思うのであれば家庭的で、子供が好きな女性というのは外せない条件とも言えるでしょうね。
まとめ:結婚は何気ない日常の積み重ね
結婚というのは、ごく当たり前の日常を繰り返していくことです。
結婚相手の決め手になる5つの要素は次の通りです。
- 尊敬できて、何でも話し合うことができる
- 一緒に過ごす時間を居心地がいいなと感じる・安心する
- 金銭感覚が合う
- お相手の家庭環境との違いの幅が少ない
- 家庭的かどうか、子供が好きかどうか
結婚前には相手の長所と短所の両方をよく見て判断する。けれども結婚後は相手の長所をよく見て、短所は大目に見るようにすることが夫婦仲良く暮らせるコツでもあります。
上手にケンカし、許すことが大切です。
結婚後に「うまくいかなくなったな」と思うことがあれば決断後に相手を大切にしようと努力を続けていたか、今の心掛けはどうかと立ち止まってみるとよいのではないでしょうか。