結婚相談所で結婚できる男性の共通点と、できない男性との違いとは?
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
結婚相談所で活動して、結婚できる人がいる一方でできない人もいます。しかし結婚できる人とできない人には、どんな違いがあるのでしょうか?
高い費用を払って結婚相談所に入会したからには、成婚して結婚相談所を退会したいと思うのは、当然です。
そこで今回はマリッジカウンセラーの経験を通して感じる結婚相談所で成婚し、結婚できる男性とできない男性の違いをご紹介しようと思います。
変わるためには、まず気づくことが大切。そして気づいたからには改善につながる努力をすることです。とは言え、いきなり変わることは難しいもの。ですから自分にできそうなことから少しずつ始めれば大丈夫です。
それでは結婚できる男性の共通点と、できない男性との違いを一緒にみていきましょう。
結婚相談所で結婚できる人は、どんな人?
結婚相談所に入会して活動をすれば、必ず成婚できるというわけではありませんが、結婚できる男性には、次のような共通点が5つあります。
- 素直(謙虚)
- 考え方が柔軟
- お相手の外見よりも内面を重視
- 前向き、かつ積極的
- 決断力がある
それでは1つ1つ見ていきましょう。
結婚できる人は、素直(謙虚)
結婚相談所の担当者と、あなた自身が一緒になって「成婚」というゴールを目標に頑張り続ける活動です。婚活の主役はあなた自身で、担当者はサポーター。
担当者はあなたの性格や身だしなみに関すること、結婚の理想とする女性・アプローチの仕方など婚活全般に関わることをアドバイスすることになります。
そのアドバイスを素直に真摯に受け止め、改善しようとする努力ができるかは、成婚できるかどうかを決める大きなポイントになることは間違いありません。
婚活をしている人の中には「今まで僕がどんなふうに生きてきたかも知らないくせに、そんなことを、あなたに言われる筋合いはない」と思う人もいます。
「そんな考え方もあると思うけど、こうした方が良いと思いますよ」という担当者からのアドバイスは年間、何十人もの会員さんと接する中で培われたプロの意見です。
だから家族や友人に相談するよりも的確といえます。もちろん時に「耳が痛いな」と感じることもあるかも知れません。
そこをどれだけ素直に、謙虚に受け止められるかが「結果の違い」を生むカギと言えるでしょう。
結婚できる人は、考え方が柔軟性
「柔軟性がある人」というと頭が柔らかいとか、どんな状況でも臨機応変に対応できるというイメージですね。
婚活でも柔軟性があれば自分が希望する条件に対して、お相手が一致していない点があったとしても「まあ、自分が望む通り100点満点な人はいないし、僕にも欠点はあるから、お互い様だね」というような感覚で婚活を進めていけます。
想定外のこと、時代や状況に合わせて結婚のお相手探しができることは、とても大切なことです。
1つ、2つの条件にとらわれたり、「僕の希望は、こうなんだ」という考え方や婚活のやり方にこだわり過ぎず、視野を大きくして婚活に取り組むとよいのです。
お相手の外見よりも内面を重視
結婚相談所での出会いは、外見や学歴・年収がまず先にありきで判断してしまいがちです。これはメリットでありながらも、同時にデメリットにもなるものです。
結婚相談所での活動が実を結び成婚される人の多くは、外見や条件だけでなく、お相手の内面にもしっかりと目を向け、「この人と結婚をしたら、幸せな家庭を一緒に築いていけるかな?」という視点でお相手を探しています。
誰でも「これだけは譲れないのよね」という、こだわりはあると思いますが、「相手の内面を含めて、しっかりと見よう」そう心掛けることで良縁に恵まれ、成婚できる確率が上がります。
結婚できる人は、前向き、かつ積極的
結婚相談所に入会をすれば出会いの数は増えますが、なかなかお見合いが組まれなかったり、交際まで進まなかったり、思い通りにならないこともでてきます。
くじけそうになったり、うつ状態になってしまう人もいますから、そんな時は休会をおすすめします。
でも率先してお見合いをしたいお相手を探し、出会い、会話の幅を広げていける人が成婚できる確率が高い人と言えるのです。
結婚できる人は、決断力がある
結婚相談所での婚活は、常に決断力が必要とされます。例えば「お見合いをしてみたいな」と思った人にお見合いの申し込みをして、お見合いできることになった。
「でも今月は、お見合いパーティも開催されるし、パーティに参加しようか、お見合いに集中した方がよいか」と悩むかもしれません。
また交際を始めたものの真剣な交際まで進む勇気がなくて、そのまま連絡が来なくなって自然消滅してしまったということも。
このように活動をしていれば、決断が必要な場面が多いのが婚活です。
だから結婚相談所で婚活をするなら決断力は必要不可欠なスキルであり、決断力がしっかりしている人は、成婚できる確率が高いのです。
結婚相談所で、なかなか成婚できない人の特徴は?
先ほどとは逆の結婚相談所でも、なかなか成婚できない人にも5つの特徴があります。
- 自身の欠点と思考癖に気付いていない
- 年齢のわりに子供っぽさが強い
- 上から目線
- 下から目線
- 刑事さんのような会話癖
自身の欠点と思考癖に気付いていない
このタイプの人は結婚相談所の担当者のアドバイスも、なかなか受け入れることができなかったり、マイペースな人に多くみられます。
年齢のわりに子供っぽさが強い
下記の記事でも触れましたが、「男性の脳と女性の脳、それぞれの特徴」や「4つ質問でひも解く過去の失敗」の「Q4:精神的な成長」を思い出してみてください。
男性は、ずっと6~7歳の男の子のままでいたいのに対し、女性は女の子 → 女性 → 母性と変わっていくのでしたね。
男性は「でも」、「だって」という、できないことに対する言いわけが多くなりがちです。気をつけたいものですね。
上から目線
過去にモテたり、成功した体験が記憶に残り過去にしがみついたまま自慢話ばかりしてしまっている人は、意外にも本人にその自覚がありません。
自分では「普通に話をしているだけだよ」と思っている人が、ほとんどです。
自慢話をしてしまう理由はいろいろな理由があると思いますが、人に認められたい、分かってもらいたいという気持ちが心の底に眠っているからです。
下から目線
下から目線になってしまうというのは、「どうせ僕なんか」という自分を否定してしまうことをいいます。
上記に挙げた上から目線になってしまう人も、下から目線になってしまう人も ↓ こちらで触れたことを復習してみてくださいね。
刑事さんのような会話癖
これは、お見合いの時に多くみられます。どういうことかというと、男性が女性に質問をして、女性が答えるだけになってしまっている時に「何だか刑事さんの取り調べを受けているみたいだわ」と思ってしまうのです。
男性側の心理とすれば女性とのコミュニケーションに苦手意識があったり、「男性が会話をリードしなくちゃ」と思っていると陥りがちな行動といえます。
女性の話に十分耳を傾けて、取り調べのように会話するのではなく会話の中でキャッチボールをするようにイメージするとよいです。
どうしたら会話のキャッチボールがスムーズにいくかというと、女性が話した内容に自分でも共感できる部分を見つけて会話を膨らませていきます。
例えば、女性の趣味がジョギングだとすると
- おすすめのシューズはありますか?
- ジョギングコースは、どの周辺を走っているのですか?
- 何Kmくらい走れますか?マラソン大会などに参加した経験はありますか?
- 僕も健康維持のためにジョギングを始めたい気持ちはあるんですよ。でも、やる気ばかりで続かなくて。何かジョギングを続けるコツはありますか?
と上記のように会話のキーワードから話を膨らませていくと、刑事さんの取り調べのような印象にはなりません。
まとめ:気持ちの成熟が成婚の鍵
結婚相談所で結婚できる人とできない人の違いは、「結婚したい」という気持ちが成熟しているかどうかだと言えます。
「親にしつこく言われたから、婚活を始めた」というのと「本気で運命の人を探しに来た」というのでは、結果は天と地ほどの差がでてしまうのです。
結婚に向けての気持ちが成熟している人は「自分の人生の主役は自分だ」ということも知っているし、自分自身にしっかり向き合い、自分への励まし・応援もできます。だから少しのことでは負けたり、めげたりしないのです。
婚活中の辛さや嫌なことは「辛いのは幸せになる途中なんですよ」という言葉の通りです。「幸」と「辛い」という字は、よく似ていて、辛いに横棒を1本加えると幸になります。
辛いことがあるからこそ、幸せをかみしめることができる。辛いことの先には幸せがある。そのように昔の人は考えたのでしょう。だから、辛いことや嫌なことがあっても気持ちを切り替えながら前に進むことが大切です。
この記事でご紹介した、結婚できる男性の5つの共通点を理解して、あなたも幸せをつかんでくださいね。