婚活は何歳から始めると良いのか?気になる素朴な疑問に答えてみました。
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
婚活は何歳から始めると良いのでしょうか? 生き方も考え方も多様化した今「結婚をするか・しないか」も選べる時代になりましたね。
でも、その反面で「婚活」という言葉や活動が、広く一般に認知されるようにもなっています。
以前は婚活をしなくても職場結婚や親族の紹介でお見合いして結婚というようなパターンもありましたが、今は結婚のお相手探しを自分でする時代です。
一般的には20代後半から30代前半にかけて、男女の区別なく結婚を意識する人が多くなります。
ただやはりひとそれぞれという面もあるので、婚活は何歳から始めるのがいいのかという疑問に元マリッジカウンセラーとして4つの面から答えてみますね。
何歳くらいから婚活を始めるべきか?
収入・預貯金の面から考えてみる
ある程度の収入がないと結婚生活を継続していけないので、年収が低いと婚活を始めるのに二の足を踏んでしまいますよね。これは男性だけでなく女性も同じです。
男性の年収がどのくらいあれば OK と考えるかは人によって異なりますが、現在は結婚後も仕事を続けたいという女性も増えました。
夫婦共働きが主流となった今、収入は世帯で考えることもできるのです。世帯年収でだいたい400万円から500万円あれば、結婚生活を維持することが可能です。
ですから極端に低収入でもない限り、それほど心配する必要はありません。
そしてそれと同じくらい大切になるのが預貯金額です。預貯金も年収同様に人によって違いますが、最低でも300万円は欲しいところです。
預貯金額が多いか、少ないかも婚活に大きく影響します。
その理由は幸せな結婚 = 安心して暮らしていけることであり、女性にとっては収入 + 預貯金があることが安心と頼りがいにつながるからです。
ですから逆にいうと、預貯金が300万円ほどになったら婚活の始め時とも言えるのです。
婚活するなら、早い方がいいという考え方も
婚活するのであれば、なるべく早い方がいいといわれる理由は、婚活する場所がどこであれ、年齢が若い方がお相手から選ばれやすいというメリットがあるからです。
「それは女性だけの話じゃないの?」と思われるかも知れませんが、男性も若いうちから婚活を始めた方が外見も魅力が多いのです。
人間も動物なので、本能的に若い遺伝子を求めます。
例えば あなたが女性だったとして外見、年収、性格が同じ条件で年齢が30代の男性と20代の男性がいたとしたら、20代の男性の方を選ぶのではありませんか?
また早くから婚活を始めると焦る気持ちがないので、じっくりと腰を据えて婚活に取り組むことができるのもメリットです。
精神的にゆとりがあると焦る気持ちがないので「お相手探しも、交際に入ってからも見極められる時間が十分にあるんだ」と思うことができます。
焦りの気持ちがあると条件的には合っていなくても妥協して結婚を決めてしまったり、譲歩して お相手探しをしてしまうこともあるのです。
結婚したいなと思った時が、婚活の始め時という考え方もある
仲がよかった友人が立て続けに結婚したり、その友人に子供が産まれたり、両親に「誰かいい人はいないの?」と心配されたり、または「自分と同じ年齢くらいの人がカップルや家族連れで楽しそうにしているのを見て」という理由で婚活を始める人もいます。
「今まではそれほど結婚したいなと思っていたわけじゃないけど、結婚したいな(結婚っていいものだな)と思った時は今の状態から変わるチャンスの時です。
人は基本的に現状維持を好みますが、「変わりたいな」、「こうなりたいな」、「こうだったら いいのに」と思った時から、あなたが望む速さで変わりたいように変わることができます。
自分が本当に望んだ時が変わるチャンスといえる理由は、アドバイスにも耳を傾けやすくなり、素直に前向きな気持ちで行動しやすくなるからです。
子供を希望するなら35歳までにという考え方もある
女性の卵子は30代から老化が始まり、30代後半には老化が加速すると言われています。
女性の場合、35歳を過ぎると高齢出産になってしまうことは、一般的にも知られていますね。
ですが男性についてはあまり知られていません。実は男性の精子も35歳をボーダーラインにして妊娠させる力が、それほど変わらない人と低下してしまう人の2つに分かれてしまうそうです。
結婚後、子供に恵まれるかどうかは神のみぞ知るですが、「結婚したら子供がほしい」という思いがあり「女性の身体の負担も考慮しないと」と考えるなら35歳までにということを頭の片隅に入れておくとよいかと思います。
まとめ:結婚の始めどきは収入・預貯金・あなたの気持ち
あなたが何歳くらいの女性と結婚したいと思い、どんな家庭を築いていきたいかでも婚活を始めるべき年齢は変わってきます。
収入や預貯金が現時点であまりないなら、収入や預貯金を増やそうとする努力も大切です。
無駄遣いをしないけれども、お金を遣わなくてはならない時は遣う。そんなふうにして少しずつでも意識していくと半年後、1年後には違ってきますよ。
「婚活を始めてみようかな?」そう思った動機と、しっかり向き合って行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
女性が苦手であっても婚活のタイプによっては、取り組みやすいものもあるので心配ありませんよ。