恋愛の失敗・後悔を良い経験に変えるために男女の考えの違いを知る
こんにちは。心理カウンセラー、元マリッジカウンセラーのエレナです。
あなたもこんな経験がありませんか?
- ケンカをして、そのまま別れてしまった
- お互いに疎遠になって自然に交際が消滅してしまった
- あんなことを言わなきゃよかったとか、あの行動はしない方がよかった
このような反省や後悔は、誰でも経験するものです。
でも「過去と他人は変わらない。変えられるのは自分と未来だけ」
これは私個人の信条でもあるのですが、過ぎてしまった過去は経験として無駄にしないで、今後の出会いの中で良い方向に繋げていくしかありません。
ただ1つ言えることは、誰もが経験するということは、そこには何か原因があるということです。そしてその原因の1つとして挙げられるのが男女の考え方や捉え方の違いであり、男女間のズレによって起こっている点です。
そこで今回は男性と女性の考え方の違いや脳の違いを踏まえて、対処法などを中心に過去の恋愛の失敗を良縁につなげるポイントを紹介したいと思います。
男女の違いを理解する
男女の脳の構造が違っているから、考え方も違う!
男性と女性では右脳と左脳をつないでいる脳梁(のうりょう)という神経の幅の太さに違いがあります。
脳梁の役割は右脳と左脳の情報を伝達している連絡通路で、連絡通路の幅が大きいと情報伝達がスムーズで、多くの情報のやりとりが可能です。
男性と女性の脳梁(情報通路の幅)は、同じというわけではありません。男性の脳梁は例えていうと車1台がやっと通れるくらいの幅で、女性の脳梁は二車線道路くらい違っています。
男女で脳の構造が違ってしまった理由は、狩猟をしながら自給自足の生活をしていた頃の生活にさかのぼります。
- 男性は獲物を獲ってくることで妻や子供を養っていくというのが任務
- 女性は夫が狩猟に出掛けて何日も不在の間、子供や家を守り育てることが任務
子供を1人で育てていくうえで子供の表情や、泣き方などで「あっ、今はこうしてほしいんだろうな」という感情の変化を素早く察知する能力が不可欠だったのです。だから、女性は感情の変化に敏感。
そして夫が留守の間は隣近所の奥さん同士が協力して、安全な生活環境を維持しなくてはならなかったので、コミュニケーション上手です。
男性の脳と女性の脳、それぞれの特徴とは?
男性脳と女性脳の違いを表にまとめると次の通りです。
男性脳の特徴 | 女性脳の特徴 |
能力や性能を重視する | イメージを重視する |
論理的 | 感情的 |
変化に対して鈍感 | 変化に対して敏感 |
スピーディーな成果を求める | 周囲の意見を聞き、物事を進める |
解決不可能なことは、忘れてしまう | 解決不可能でも、話し合うことを重視 |
結果が大切 | 結果ではなく、プロセスが大切 |
競争するのが好き | 人の感情への共感力が高い |
攻撃的 | 保守的 |
物事の中心や本質をみる | 物事の周辺をみる |
一点集中のタイプ | 複数を同時進行することができるタイプ |
男女のどちらの方が優れている、劣っているということではなく反応の傾向が違っているだけ。男性と女性では、「脳の本質そのものが違っているんだ」ということが認識できればOKです。
交際や恋愛・結婚での男女の思考の違いとは?
男女で脳の構造に差が見られるだけでなく、思考回路も異なっているというのは面白いですね。思考の違いが交際や恋愛、結婚でどのように影響するのかというと、以下のようなシチュエーションで男女間で反応の違いが見られます。
過去の恋愛に対して
(男性):意外と長い間、忘れないで思い出も大切にする。記憶としてぞれぞれ保存
(女性):過去は過去だから今とは全然、関係ないもの。どんどん新しく上書きして保存
この男女の違いはよくパソコンの上書き保存と別名保存に例えられますね。
何かを相談する時
(男性):今、抱えている悩みを最短で、簡潔に解決できる策を提示してほしい
(女性):とりあえず、私の悩みを聞いて共感をしてほしい
痴話げんか、夫婦げんかでよくあるパターンです。女性はただ話を聞いてほしいだけなのです。男性は決して解決策を提案してはいけませんよ。
問題への対応の仕方
(男性):対症療法(臭いものには、フタをすればよいだろう。今が良ければ、それで良いさ)
(女性):根治療法(徹底的に問題解決に取り組んで「もう、問題はなし」と解決できて、はじめてOKになる)
考えや思考に関しての違い
(男性):論理的に、簡潔に、分かりやすく、もっとも最短距離なのは、直接的
(女性):言葉で言わなくても、私の気持ちを分かってくれるわよね? = 私の気持ちが最優先
男性は発した言葉がすべてです。しかし女性の発する言葉は、たまたまそのとき思いついて紡ぎだされた言葉なのです。その言葉を鵜呑みにしてどれだけ多くの男性が涙したことか。女性には忖度しなくてはいけないのです(笑)
自尊心や満足感が満たされる時の違い
(男性):自分の成果を自慢できる、自分の自慢話をしている時
(女性):自分の話したことに共感してもらうことができた時に嬉しく、満足できる
自慢話の内容に関する違い
(男性):競争心や上昇志向があるので、自分自身の自慢話をする
(女性):安定志向で、自分の周囲の人の自慢話をする(家族・友人など)
ドラマや物語など、ストーリー性があるものへの考え方の違い
(男性):直線的に、最短距離で、とりあえず結末や結果を知りたい
(女性):結末や結果がでるまでの、「どうなるの?」という過程を楽しみたい
ケンカになった時の対応の違い
(男性):適当に「ごめんなさい」と伝えて、早く終わりにさせたい
(女性):徹底的に問い詰めて、「どっちが悪いの?」、「何が悪いの?」と白黒をつける。グレーゾーンというのはない
欲に関する違い
(男性):性欲が一番強い
(女性):物欲が一番強い
ちなみに女性の物欲は大小よりも数が優先するのです。男性は高価なプレゼントを贈りがちですが、実はそれよりも小さな贈り物をこまめにするほうが、ずっと女性はうれしいのです。
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なお考え方、捉え方の男女の違いから来る会話の擦れ違いについては、「婚活で女性と会話が噛み合わない」の記事が参考になるでしょう。
4つ質問でひも解く過去の失敗
続いて男女の考えの違いを踏まえつつ、カップルでよくあるシチュエーションについて考えてみましょう。あなたも過去の恋愛を思い出しつつ、どうだったか自己分析してみてくださいね。
そして女性の考え方を理解し寄り添うことができれば、グッと距離も縮まるはずですよ。
Q1:デートの時に行く喫茶店や食事をするお店は?
- 男性は、いつもの馴染みのお店に行きたい
- 女性は行ったことがない、初めてのお店に行きたい
慣れている場所や、空間だとリラックスできますよね? 慣れているというだけで実力を発揮しやすいのも、「人間だもの」です。
野球やサッカーでも本拠地(ホーム)の方が実力を発揮しやすく、敵地(アウェイ)だと何となく、やりにくいと言われていますね。
男性は慣れているお店のメニューで「いつものお願いね」と慣れた口調で言いたいし、慣れている味つけの料理は安心できるという人が多いもの。
でも女性は初めてのワクワク・ドキドキとか、サプライズの演出が大好きです。今まで食べたことがない料理がでてきたり、「こんなサービスは初めて!」というのには興味津々。
だから女性をリードする立場の男性は、女性のこのような気持ちを尊重したお店を選ぶことが大切なのです。普段なら馴染みのお店でもいいけれど、特別な記念日やイベントの日は初めてのお店に行くというようにバランスよく、あちこち行きたいところへ行くというのが理想的といえます。
Q2:おしゃべりの中身は?
- 男性は頭でおしゃべりする
- 女性は心でおしゃべりをする
男性は会話の中に結論(結果)を求めがち。男性が論理的に話をしたり、理屈っぽくなってしまうのは頭で思ったことを、直接的にすぐ言葉に変えるからです。女性に対して「それで結局、何がいいたいわけ?」と責めるような言い方になってしまうのです。
一方、女性は心の内を表現するように言葉を発信します。話の筋道は全然関係がなくても、思いつきで会話をどんどん進めて「あらっ?」「可愛い~!」と言葉が次々にでてきます。
女性は「何かが言いたい」のではなく、「私の話を誰かに聞いてほしい」とか、「一緒にこの気持ちを共感してほしい」と思っているのです。
男性と女性では会話の目的が違っているんだということを男性が理解していれば、しなくても済むケンカもあるのではないでしょうか?
Q3:好きな人・嫌いな人に関して
- 男性は好な人の中に、好きと嫌いの両方がある
- 女性は好きな人のことは全部好き。だけど、嫌いな人のことは全部嫌い
男性は「大好きな人」であっても、きちんとその人の欠点を把握しています。
「気が合うし、見た目も僕の好み。だけど○○なところは、ちょっと苦手」と女性を総合的に判断したうえで、結果的にトップになった女性を大好きになります。
女性は好意的な男性に対しては「○○さんは優しくて、のんびり屋なところもあって、頼りないともいえるけれど、それもまた私が彼を好きなところなのよね」と全部がOK。
ところが一度嫌だと思ってしまうと、「顔も声もファッションも、食べ方も話し方も歩き方も全部が嫌!近くに来られるのも声を聞くのも鳥肌が立っちゃう」となってしまうのが女性の怖いところ。
こうなってしまうと、もう取り返しがつきません。考え直すとか見直すということが、なかなかできない。男性はこのことを肝に銘じて、失態を犯さないように気をつけたいですね。
Q4:精神的な成長の違いは?
- 男性は、ずっと6~7歳の男の子のままでいたい
- 女性は女の子 → 女性 → 母性と変わっていく
基本的に男性は一生、男の子のままだと言われてます。これは高齢になってからも変わらず、そんな願望を抱いています。
車やバイク、旅行、釣り、カメラ、ゲームなど何かしらの趣味(遊び)がないと仕事も頑張れないし、生きていてもつまらないじゃないかと感じるのです。
だから、それを受け入れてくれるような母親のような存在の女性を求めます。その男性の甘えに対して、「私は、あなたのお母さんじゃないのよ」と腹を立てるのです。
女性は自分を成長させてくれたり、新しいことを経験させてくれる男性を好みます。女性は何歳になっても「私を魅力的な女性として扱ってほしい」という気持ちを秘めているんですよ。
まとめ:性と考えは必ずしも一致しない
ここに書いたことは婚活だけではなく仕事でも、家庭でも役に立ちそうで面白いですね。
注意していただきたい点としては、男性 = 男性脳、女性 = 女性脳とが必ず性別と一致しているわけではないということ。
男性でも女性脳が優位な人も、女性でも男性脳が優位な人もいます。
また、男性脳(女性脳)の思考回路が優位であっても女性脳(男性脳)の要素がまったくないというように、100対0でもありません。
「あっ、男性と女性では脳の本質と、思考回路が違うんだったな」と頭の片隅に入れておくだけで視野が少し広くなるのではないでしょうか?