話すのが苦手な男性必見!聞き上手になるための5つのポイント
こんにちは。心理カウンセラーのクリスです。
あなたは「女性と何を話して良いかわからない」「なぜ話が苦手なのかもわからない」ということで悩んでいませんか?
今やSNSがドンドン盛んになっている世の中で、女性と対面で話すことが不安で、私のところに相談にくる男性も非常に増えています。
もしあなたが話すのが苦手だとしたら、ひとつの方法として「聞き上手」を目指してみては? 案外「話す才能」よりも「聞く才能」の方が開花するかもしれませんよ。
そこで今回は、女性と話すのが苦手な男性に向けて、聞き上手になるために知っておきたい5つのポイントをご紹介します。
女性と話すのが苦手な男性が聞き上手になるために
女性がどんどん話したくなるような聞き上手になるために押さえておきたいポイントというものがあります。
それが次に示す5つで、聞き上手になるためには、これらのポイントを身に付けることが大事になります。
- 表情に変化を持たせる
- うなづきで応える
- 相づちを入れる
- 会話を楽しむ
- 適度に質問をする
それではここから各ポイントについて詳しく解説していきます。
表情に変化を持たせる
話すのが苦手なあなたも、表情に より変化を持たせると聞き上手になれるでしょう。
会話が弾むかどうかは、実は話している内容以上に「表情」が大きく影響します。表情の豊かさを身に付けると、相手は思った以上にあなたとの会話を楽しんでくれるでしょう。
話す内容がどんなに充実していても、相手が無表情だと話をまったく聞いてもらえていないような気になります。一方、表情の変化がわかりやすい人を相手に話していると、言葉数が少なくても、こちらの話を良く聞いてくれているように感じられます。
そこでまずは、以下のような感情を顔に表すことを実践してみましょう。
- 楽しい
- 嬉しい
- 真剣
- 驚き
- 感心する
- 疑問に思う
- 悲しい
これらのような感情(気持ち)を表情でわかりやすく表すと、それだけで「自分がどう思っているか」が相手に非常に伝わりやすくなります。相手は「私の話をしっかりと聞いてくれている」と安心感を抱き、さらに話したい気持ちになってきます。
あなた自身、表情の変化は乏しいと感じるなら、今よりも1.5倍くらい大げさに感情を顔で表してみましょう。間違いなくあなたの聞き上手度は1ランク上がりますよ。
うなづきで応える
話すのが苦手なあなたは、会話中にわかりやすくうなづくことを実践しましょう。
これはアメリカのカウンセラーの権威であるジョン・グレイから聞いた話でもあります。女性が相手の場合で、もっとも大切なことは何かという質問の答えで、彼が言ったのは「うなずき相づちを打つこと」だったのです。
そのくらい、女性が相手の場合、うなづきというのは大切なことなのです。
また前のポイントの「表情」とも共通していますが、話している相手にうなづきがないと「話を聞いてくれていない」という印象を大いに与えてしまうのです。しかし、あなたが随所でうなずくことで、相手は「私の話に集中してくれている」と感じてくれるでしょう。
ただ、常に同じ調子でうなづいては、相手も「?」と思い始めます。ですので、あくまでひとつの目安として「3段階程度」のうなづきを意識してみてはどうでしょうか。
- ごく小さくうなづく(話をしっかりと理解していますという意思表示)
- 普通にうなづく(共感を示す)
- 大きくうなづく(まさしくその通り!という感じに近い大きい共感を示す)
うなづきがあると、会話にも良いテンポが生まれます。聞き上手であるためにはとても重要なポイントです。ぜひ意識してうなづきを実践してみてください。
相づちを入れる
話すのが苦手なあなたは、あまりしゃべらなくても済むように、相づちを入れることを意識してみましょう。
表情やうなづきと同様に、相づちが適度に入ると会話が自然とスムーズに進みます。相づちは、相手に会話を促す効果があるため、あなたはしゃべらなくて済みます。
ただし、相づちが単調にならないようにバリエーションを持たせることをおすすめしますよ。
相槌には以下のような例があります。
- うん、うん
- それで?
- へ~
- そうですね
- なるほど
- いいですね
- やりましたね
- 大変でしたね
会話に相づちが入るだけで、話している内容の理解度や共感度が相手に瞬時に伝わります。会話にとても良い流れができてくるでしょう。
話すのが苦手でしたら、まずは相づちから声を発してみてください。思った以上に相手が話に夢中になってきてくれるかもしれませんよ。
会話を楽しむ
話すのが苦手なあなたは、会話を楽しむことを意識してみましょう。
男性の傾向として、会話を情報交換として考えやすいです。知識や状況、意思を相手に伝える手段ということですね。一方、女性は会話の内容よりも会話そのものを楽しもうとする傾向にあります。
あなたには会話を楽しもうという気持ちがありますか?
もし、女性との会話を楽しみたいのであれば、「会話そのものを楽しむ女性の感性」を理解しようとする姿勢は必要ですよ。まずそのためには、感情表現が大事です。
女性の会話の楽しみのメインは感情表現です。
- 嬉しい
- 楽しい
- 悲しい
- つらい
- 美味しい
- おもしろい
これらのような感情表現のやりとりを、女性は会話の中で楽しみます。
あなたが話すのが苦手であれば、ある意味大げさな感情表現にトライしてみましょう。先に述べた「嬉しい!」等のひと言でも十分です。
あなたの感情が相手にしっかりと伝わっていれば、多くを話さなくても大丈夫です。相手と一緒にもっともっと会話を楽しめるようになりますよ。
また、女性の心理がなかなかわからないという時は、「女性の心理を知ることは婚活の武器になる」の記事をご覧ください。
適度に質問する
最後のポイントは、会話の合間に適度な質問を入れることです。
質問があると、相手は「私のことに関心がある」という認識を持ちやすくなります。あなたがあまりしゃべらなくても、ちょっとした質問が会話を盛り上げていくでしょう。以下に質問の例を示します。
- これをどう思いますか?
- それで、その時どう感じたんですか?
- 今のところを詳しく教えてもらえませんか?
あまり質問ばかりを繰り返すと相手の気分を害してしまうこともありますので、会話の合間に適度に入ると良いですね。
質問をした内容が、実は相手がとても話したがっていたことにピンポイントで命中することもあります。そうなるとさらに相手は喜んで、あなたに自分のことを語ってくれるでしょう。
まとめ:「話すのが苦手」は多くを話さなくても克服できる
話すのが苦手であっても、たくさんしゃべらなくて良いのです。
今回紹介した、表情・うなづき・相づち・感情表現・質問でも、ほとんどの会話は楽しく成立します。気づいたら、あなたは見事な聞き上手になっているでしょう。
もし話すことの苦手意識が強いようでしたら、まずは「表情だけ」「うなづきだけ」からトライしてみてください。一気に良くなろうと無理にがんばらないことです。
そのうち自然に会話が楽しめるようになり、自分が話すのが苦手であったことも忘れてしまうでしょう。