お見合いから真剣交際に進展しないのは、言動やエチケット周りに問題あり
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
お見合いから交際に進展したけど1~2回のデートで終わってしまい、長期の交際に進展しない。そんなときは必ず何か原因があります。
でも原因が分かれば改善法も自然に分かってきますから、心配することはありません。
「交際中の女性は、どんなことを不快だと感じるのか」という認識があれば、それをしないようにしようと意識できます。これは大切なこと。
そこで今回は、お見合いをして1~2回のデートで終わってしまうと悩んでいる あなたに、その原因と長期の交際に進展させるコツをご紹介しますね。
1、2回のデートで終わってしまうのには原因がある
1、2回のデートで終わってしまう原因は、あなたの普段からの態度や習慣に問題があるケースがほとんどです。これはマナー、エチケット、デリカシーと言われる類のもの。
こうあるべきという日本の風習の中で育った彼女たちからすれば、男性のそのような態度はよく目につくのです。
1回デートをしただけで交際が終わってしまう場合
お見合いから交際に進展したということは、お相手も「あなたのことを、もう少し知りたい」という気持ちがあるのです。
結婚相手としてみることができるか。お見合いよりも、もう少し長い時間一緒にいたときの居心地はどうか。この2つのことを明確にしたいのです。
お見合いから交際に進展したら、以下の点には気をつけてください。いえ、普段から気をつけるようにしてください。
- 会話がスムーズにつながらない
- お金に関して細か過ぎない
- 体臭・口臭
- 食べ方のマナー
- ムダ毛のケア
それぞれについて説明しますね。
会話がスムーズにつながらない
お見合いのときは初対面の2人が限られた時間の中で会話をするので比較的、質問したいことが多くあります。
でも「お見合いのときに、ある程度お相手の趣味、休日の過ごし方、仕事に関することを把握してしまった」というとき、困ってしまいますよね。
「どんなふうに会話をしたらよいかと思いながら沈黙の時間が過ぎて、女性も気まずい雰囲気を変えようと話題を提供してくれたけど、そのことについて返事をするのが精いっぱい。結局、会話が受け身のまま終わってしまいデートが終わる時点では微妙な空気が流れた」というのでは、もったいないです。
お見合いのとき、例えば女性が好きなもの・興味があることを質問することができたら、それについて下調べをしておくことをおすすめします。
会話のネタになる引き出しを、どれだけ持っているかで結果はぜんぜん違ってきます。
またこれらから共通点を見つけることも大切。共通点が見つかれば、お互いの心の距離もグンと近くなります。これは会話が上手になる最大のヒケツです。
映画が好き | 好きな俳優・女優、その人が出演している作品、どんな内容か |
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好きな食べ物 | デート可能なエリアで人気のお店、家で作れそうなものは大まかな材料や手順 |
仕事 | 企業情報、事業内容、仕事で大変だと感じるであろう点 |
共通点探しについては、こちらの記事もご覧ください。
お金に関して細か過ぎないこと
デートのとき食事代とテーマパークの入園料などは男性が負担し、女性はお茶代を負担するくらいが一般的になっています。
会話の中で「お金がもったいない」、「高いよ」などの言葉を聞くと、女性「ケチな人なのね」という印象を持ってしまいます。ケチと倹約は違うので、お金を使うべきときは細か過ぎないことが大切です。
体臭・口臭・車内の悪臭
女性は臭いに対して、とても敏感です。汗の臭い・整髪料のつけ過ぎに気をつけましょう。
汗っかきの人は汗を拭き取るシートや制汗剤をバックに入れておき、トイレに行ったときに使うとよいです。
デートの予定がある前日の夕食は、口臭の原因になってしまうような食べ物(ネギ類・にんにく・ニラなど)を控えます。
歯や舌のケアをして、マウスウォッシュやガムなどを利用するのも○です。
デートのとき、あなたの車が移動手段になる場合は、車内のタバコ臭や汗臭に要注意。デートの2~3日前から、車用の消臭剤を使用しておくと安心です。
食べ方のマナー
女性は音にも敏感です。クチャクチャ音をたてて食べたり、食べるときの姿勢が悪い。お箸の持ち方が悪いのはNGです。
お見合いのときは お茶を飲む程度でしたが、デートのときは食事のマナーにも気を配るようにします。
ムダ毛のケア
お見合いのときは、お互いに正面を見ているので鼻毛のケアは必須。初対面のときは鼻毛のケアができていても、デートの時はケアを忘れていたということも多くあります。
デートのときは正面だけでなく、横向きになることも。そんなときは、耳毛も見えてしまうので要注意です。
女性はムダ毛のケアがされていないと「全然、自分のことを気にしていないんだな」と感じます(本気で取り組んでいない)。身だしなみとして日頃から鼻毛・耳毛のケアは、しておきたいですね。
2回デートをしたら、交際が終わってしまう場合
2回目のデートで交際が終わってしまうのは、女性が「また会いたいな」という気持ちになれなかったということです。
女性に「結婚相手としてみられない」、「フィーリングが合わない」と判断されるのは、あなたの言動や態度に何かしら問題があったからかもしれません。
印象が悪い言動や態度には、次のようなものがあります。
- 他人の悪口
- 自慢話
- 仕事が辛い・辞めたいというようなマイナスの話
- お金に関する話
- 話し声が大きく、周囲の人にも全部聞こえてしまっている
- 「何回目のお見合いですか」と聞く
- 車の運転が乱暴・普通のときは穏やかなのに、運転中は別人格になってしまう
- 店内で周囲をキョロキョロ見る、挙動不審
- 貧乏ゆすりをする
- 刑事さんの取り調べのように、次々と質問だけをしてしまう
- 女性の話に最後まで耳を傾けず、途中から自分の話を始めてしまう
- 歩幅を女性に合わせることなく、1人で先に歩いて行ってしまう
- 交際後、間もないのに、個人情報に関することを聞こうとする
粗野、思いやり・思慮に欠けるものばかりです。このような傾向があると、今後も苦労することになります。
友だち付き合いくらいならまだしも、これからの長い人生を共に歩むには、普通に考えてもちょっと考えられないと思えるものが多いですね。
もし思い当たることがあるなら、次のチャンスをつぶさないためにも改善の努力を始めることをおすすめしますよ。
まとめ:客観的に自分を見てみる大切さ
お見合いから交際に進展したけど、1~2回のデートで終わってしまう場合は客観的に自分のことを見てみることが大切です。
自分では「これくらいのこと」と思うかも知れません。でも、その小さいことが相手にとっては不快に感じることもあります。
婚活に取り組み始めたら「自分がOKなら、それで良い」というわけには いかないこともあるのです。
結婚するということは、I から We になること。だから社会人として、婚活に取り組む男性として自分を客観的に見てみることが大切です。それをクリアできれば、長期の交際に進展させることができます。
少しずつ、できそうなことから改善していけば大丈夫。脳は思い込むのが得意だから、必ず改善できる。素敵な女性と巡り合い、交際も順調に進展している。
そんなふうに前向きな言葉を遣い、素敵なイメージを ありありと持ち続けることで現実によい方に変わっていきます。