マッチングアプリと婚活アプリの決定的な違いとは?【カウンセラーが解説】
こんにちは。元マリッジカウンセラーのエレナです。
「マッチングアプリと婚活アプリの違いは?」そんな疑問を抱く人もいますね。
この2つ、実はすごく似ているので迷ってしまうかもしれません。
「恋愛したい、彼女がほしい、結婚したい」そう思ったとき、あなたならマッチングアプリと婚活アプリのどちらを選ぶでしょうか?
「マッチングアプリと婚活アプリのどちらを使っても恋人・彼女・結婚相手には出会えるじゃないか」と思うかもしれません。
でも、実際はそんなに甘くありません!
あなたが「結婚相手を探したいな」と思っているのに、マッチングアプリと婚活アプリの違いを知らないと「あれっ、うまくいなかいぞ」という結果になってしまうのです。
そこで今回は、マッチングアプリと婚活アプリの違いについて、元マリッジカウンセラーの経験も踏まえつつ、ご紹介してみようと思います。
マッチングアプリと婚活アプリの定義を確認
「婚活するなら、マッチングアプリより婚活アプリを使った方が良いのかも?」と何となく思うかもしれません。
でも、「マッチングアプリと婚活アプリはどう違うのか?」「どっちを使えば良いのか?」という疑問に答える前に、そもそもそれぞれがどんなアプリなのかの定義を確認しておきましょう。
マッチングアプリとは?
マッチングとは、何かしらの目的を持った人やサービスを引き合わせ一致させるという意味で、転職支援サービスなどもこのマッチングに当たります。そしてマッチングアプリは、それを支援するためのアプリのこととなるわけです。
ただ最近は狭義な意味でつかわれることが多い印象です。この場合、マッチングアプリは、出会いを求める男女のカップリングを支援してくれるスマホアプリという意味で使われています。昔は出会い系と言われていたジャンルでしたが、言葉の印象が良くないので最近はマッチングアプリとか恋活アプリと言われることが多くなりました。
マッチングアプリでは、気になる相手を探し(条件検索)、メッセージ交換から始め、お互いが気に入れば実際に会ってみる、という流れのが基本的な流れで、それをアプリのサービスとして実現しています。
恋活アプリと言われることがあるとおり、彼氏・彼女探しのためのアプリです。婚活よりも気軽な出会いを求めている人たちが集まっているので、結婚を意識した交際ではない点には注意が必要です。
このように婚活とはそもそもニーズが違うため、婚活で使ってしまうと気持ちが重いと避けられ、うまくいかないものです。
婚活アプリとは?
婚活アプリとはマッチングアプリ ジャンルに属しますが、さらに婚活に限定したアプリのことです。
結婚を意識した異性を探すことができるので、婚活のためのお相手探しなら婚活アプリの方が向いています。
結婚を意識し始めた人が登録しているので、お互いの距離が縮まりさえすれば早い段階で結婚が決まりやすいという特長があります。
マッチングアプリと婚活アプリ、その決定的な違いとは?
マッチングアプリと婚活アプリの決定的な違いは、利用目的であり、それを支えるシステムにも違いが反映されています。
マッチングアプリは彼氏・彼女を探すためのアプリです。仮にうまくマッチングして恋愛の気持ちが芽生えたとしても、相手側の気持ちとして必ずしも結婚がゴールではありません。
結婚への意識が低く、一緒にいるときの楽しさやトキメキ、優越感を求める人が多い傾向にあります。
普通の恋愛ですから交際から結婚まで時間がかかり、うまくいかないことも多いのです。
その点、婚活アプリは、お互い結婚を意識しているため、カップル成立から実際の結婚までの期間は、グッと短くなります。
またアプリのシステムとして、収入証明や学歴証明、勤務先証明など、証明してくれるオプションがあります。(必要書類を提出することで証明マークが付く)
このため婚活アプリは、女性側にとって安心して利用できる環境になっています。
ユーザーが多いマッチングアプリの方が、気になる異性を見つけやすい?
マッチングアプリは若い世代の人気が高く、ユーザー数も増え続けています。でも、ユーザー数が多いからと言って、気になる異性を見つけやすいかというと、答えはNOです。
マッチングアプリと婚活アプリを比較するとユーザー数の桁が1つも2つも違うので、ついマッチングアプリを選びたくなってしまう気持ちも理解できます。
でもユーザーが多すぎることで目移りしてしまい、絞り込みができなくなってしまうのが1つ目の問題。(あなたも、相手側も)
そして目移りしないとしてもメッセージ交換をする異性が多くなると、あなたから異性に対する想いが分散してしまい希薄な関係になってしまいがちです。これは相手の女性も同じですし、むしろたくさんメッセージをもらう女性であれば、あるほど陥るワナです。
それにです。あなたもクラスメートの中に気になる女の子が1人くらいは、いたのでは?
このように数十人もいれば1人くらいの割合で気になる人は、でてくるものなのです。つまり何十万や百万人というユーザー数は、いなくても問題ないということです。
ですからユーザー数でアプリを選ぶのはおすすめしません。
地方ならマッチングアプリと婚活アプリの二刀流もアリ
結婚相手を探したいのであれば、婚活アプリを使った方が良いというのは、ここまでに述べてきたとおりです。
その方が結婚に前向きな異性と出会えるし、お互いに好感度が高ければ一般的な出会いよりも早い段階で結婚が決まります。
ただし。特に地方の場合ですが、婚活アプリではどうしてもユーザー数が少ない傾向にあります。婚活アプリを使ってみて近郊エリアでお相手が見つかりにくい場合、マッチングアプリとの併用も検討してみるのも1つの手です。
実際、マッチングアプリと併用している人もいるのです。Omiai と Match あたりが安心して利用できるマッチングアプリです。
マッチングアプリを婚活で使うときのコツ
さて、最後にもしマッチングアプリを「婚活」で利用する場合のコツを2つご紹介しておきます。
マッチングアプリは、恋人探しをしている人たちが集まっているため、婚活に向かないことはすでに述べてきたとおりです。
それでもマッチングアプリを婚活に利用するなら、まずは相手の年齢が20代の後半、つまり30歳前後の人にアプローチするようにしてください。
男性は得てして若い女性が好きですが、若い女性で結婚を意識している人は少数派です。でも20代の後半ともなれば、女性の大半は結婚を意識し始めます。ですから婚活をするなら、この層にアプローチすることをおすすめします。
そしてもう1つが「婚活」「結婚」というワードは言わないことです。やはりマッチングアプリは、恋人探しが基本です。婚活や結婚というワードを使うと、気持ちが重いと思われ避けられがちです。(断られる)
ですから婚活アプリよりも長期戦にはなりますが、恋愛からのスタートだという認識は持っておきましょう。それでも結婚を意識し始める年齢の女性がお相手であれば、それほど時間をかけずにゴールインできる可能性があるのです。
まとめ:婚活するなら婚活アプリ
マッチングアプリと婚活アプリの違いは、交際の先に結婚の意識があるか、ないかです。
マッチングアプリのユーザーの多くは結婚への意識が低く、気軽な友人として「一緒に楽しい時間を共有できればOK」という考え方の人が多く交際も短中期的。
だから、うまくいかないことも多くなるし、例えうまくいったとしても結婚するまでの時間が長くかかってしまいます。
でも、婚活アプリの場合は最初から結婚を見据えています。だから、お互いに好印象でフィーリングが合えば早い段階で結婚が決まるのです。
ただ地方の場合は、どうしてもユーザー数が少ない傾向にあります。ですから地方の方に限って言えば、婚活アプリとユーザー数が多いマッチングアプリを併用してみるという婚活方法も検討してみてもよいでしょう。
「婚活アプリでうまくいく人は? アプリ選びのポイントも解説」もあわせてご覧いただくと、より深く理解できると思いますよ。